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子育て、親だけでもないみたい

休校中、暇にしている長男。一昨日は、一駅向こうの公園に行ってバスケットボールの練習をしていたようです。最近YouTubeでバスケットボールの研究をし、独学で練習しています。大体1日に2、3時間じっくりとハンドリングをしているようです。

「ようです」と言うことは…それって怠慢?

そう、わたしは仕事に行っているので長男が家で何をしているか基本的に知りません。元々学校不適応者のわたしと長男ですから、休校になっても特に寂しいと言うこともなく平常運転です。

昼間食べるものがなければ自分で勝手に冷蔵庫や冷凍庫にあるもので済ませるし、行きたいところがあれば自転車や電車で出かけていきます。それは怠慢かと言うと、そうでもないと思っています。

学校でなんでも命令されて言いつけ通りにしている方がむしろ怖い。自分でしたいこと、やるべきことを自分に問うて実行することを蔑ろにしていると、一人で何もできなくなってしまう。困ったときは自分でなんとかする。いざと言うときには助けられる体制を作る。最低限のリスク管理はする。そんな気持ちで接しています。

長男に関わってきた人々

長男は1歳から大学生のベビーシッターが保育所に連れて行っていました。我が家は、夫が5時台に出勤、わたしが6時台に出勤。保育所は7時から開くので、誰も連れて行くことができません。

思い切ったことをしたものです。ネットのサイトで大学生のベビーシッターを探し、個人で契約していました。時々寝坊する子で、そんな時はわたしも遅刻。それでも精一杯愛情を注いでくれました。

その後はシルバー人材センターからの派遣で来ていただいています。契約にはないのですが、目についた時は軽く片付けまでしてくださってとても助かっています。

自宅が片付いていない時に他人を家に上げられるか

インドネシア人の留学生に囲まれた写真、中学生くらいの頃のわたしです。母はわたしが小学生の時大阪外国語大学を受験して合格し、留学生の家族を支援する団体を立ち上げました。

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留学生がよく自宅に来ていたので、パナマ人とランゲージエクスチェンジをしたり、大学生のベビーシッターに遊びに連れて行ってもらったりしたものです。

大学生のベビーシッターと力一杯バスケ

現在コロナウイルスの関係で休校になっています。小学校6年生の長男も例に漏れずやることもなく自宅でオンラインゲームをしたり、YouTubeでバスケの研究をして一駅向こうのコートに行って練習したり。

それでも毎日一人で自宅に置いておくのもなんなので、卒業生にバイトで来てもらうことにしました。

近所に住んでいる卒業生が今日、マンションの下まで迎えに来て長男と一緒に公園で2時間ほどバスケットボールの練習に付き合ってくれました。長男に聞くと、

楽しかった。野球やってた人はほんま、なんでもできるな!

教室にあまり入れない長男ですが、こうして大学生と遊んだりできるのも赤ちゃんの頃から家族以外が関わっているからだと思います。

さいごに

学校でもそうですが、先生が、親が、多様な背景や年齢の人とつながっていくことがこうした困難な時のリスク回避になります。今度九州でのプロジェクトに長男は参加するのですが、これもFacebookから始まったつながりで知りました。もちろん誰でもいいと言うわけではありません。その見極めをするためにも地元のプロジェクトに参画したり、同じようなビジョンを持つ友人を持ち、楽しんでつながっていきたいものです。

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