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【祇園花月】劇場ならでは

1/6祇園花月漫才新喜劇を観に行きました。僕が劇場に行くのは2020年の2月9日よしもと漫才劇場に行った以来なので4年ぶりです。さらに祇園花月には初めて行きました。今日はその感想を書いていきます。

また漫才文学を重ね合わせて考察されている方がいて、その方の投稿が凄く新しい視点の考え方で面白かったので読むのをお勧めします。


本日の出演者

出演者はこんな感じでした。生で漫才を見るのは初めての人ばかりなので、凄く楽しみです。漫才新喜劇どちらも1時間程度で、計2時間程度でした。正月なのでお子さんが多かったと思います。

漫才

からし蓮根

トップバッターは最も若手のからし蓮根でした。いつも思うのですが、生で芸人さんを見るとテレビで見るより大きく感じます。青空さんはもちろんなんですけど、伊織さんは特に大きく見えました。

マジックを披露すると伊織さんが言い出して、そのために脱いだジャケットを全て右ポケットの中に仕舞うというつかみがめっちゃ面白かったです。その後に披露したマジックがしょぼかったのも最高でした。

ネタは多分2022年の敗者復活でやってた警察のやつです。ただ伊織さんが「最近1人でキッザニア行ったんやけど」「いやアカンよ。子どもが楽しむところやから」という入りは初めて見たので、面白くて良かったなです。

伊織さんの普通の顔して変なことし続けるボケがめっちゃ好きだし、青空のツッコミも的確だし、これでM-1の準決勝に進めないってヤバいなと思いました。準々決勝のネタも当然めっちゃ面白かったです。

おいでやす小田

今日見た中で一番劇場でしか見れないことをやっていたような気がして僕は好きでした。出てきた瞬間からお客さんが「小田さーーん!」って話しかけたり手を振ったりしていました。

子どもが「ラヴィットいつも見てるよ!」と言うと「ありがとう~僕レギュラーじゃないんですけどね」みたいな感じで、全ての会話を面白く返していたのが凄すぎました。

ネタは英語と音楽の授業のやつだったのですが、ネタ中に子供が大きな声を出しちゃったのにちゃんと反応して、小田さんも叫んだりしてたのが面白すぎました。安心して子供を劇場に連れてこれるなと思います。

もりやすバンバンビガロ

キングコングの漫才のつかみで使われたり、ダイアンのラジオでよく話にでてたりする有名な大道芸の芸人さんなんですが、子供が多い劇場だと特に強いんだろうなと感じる10分間でした。

単純に大道芸も凄いんですが「~した時に手拍子してくださいね」と言って、お客さんの手拍子が早かったり遅れたりすると「油断してたでしょ」と言って笑いを取ったりしてて、本当に見ていて楽しかったです。

ブラックマヨネーズ

フットボールアワーが既にM-1で優勝しているにもかかわらず、2006年に再度M-1にエントリーするきっかけにもなった2005年のM-1チャンピオンであるブラックマヨネーズの漫才を初めて生で見ることができました。

小杉さんは黒いジャケットを羽織っていましたが、吉田さんはほぼ私服ぐらいの緩いジーパンで出てきたし、髪型も含めてこんなに老けてたっけと考えてしまうような雰囲気がありました。

ただ漫才は当然面白くて、修学旅行の夜に恋バナ話すのって楽しいよなっていうネタでした。本筋から逸れることも多くて、急に「ヒーハー!」って言ったりしてたのが凄く面白かったです。

ハゲいじりも凄く面白くて「なんで1列目だけ生えてんねん。前に詰めろよ。前に詰めたら立ち見のお客さん座れるやろ」「立ち見って何やねん!髪の毛に立ち見なんてないやろ!」というやり取りが最高でした。

テンダラー

THE SECONDでは最年長ながら大活躍し、毎年THE MANZAIでたけしさんに褒められているテンダラーの漫才も初めて生で見たのですが、漫才が上手すぎるし本当に最高でした。

次から次へと展開が変わっていて、色々なネタを繋ぎ合わせて10分にしたみたいな感じでした。でも全然困惑することなく、ずっと笑いながら見れて面白かったです。

大木こだまひびき

今日見た中では断トツベテランでめちゃくちゃおじいちゃんでした。ゆっくりとした漫才だったのですが、ゆっくりと笑うことが出来たし、死ぬまで漫才を続けて欲しいなと思います。

新喜劇

今回の出演者はこんな感じです。旅館の設定でした。

アキ/吉田裕/内場勝則/吉田ヒロ/浅香あき恵/島田珠代/伊賀健二
/森田展義/小西武蔵(たけぞう)/カバ/筒井亜由貴/五十嵐サキ/山筋ライラ/小林ゅう

どこまでアドリブでどこまで台本なのか分からないほどアキさんは沢山ボケるし、それに吉田裕さんが完璧にツッコむし、めっちゃ面白かったです。あと島田珠代さんは動きも含めて全部笑えました。

あと浅香あき恵さんが「お綺麗ですね」と言われて「いえいえ」と返していると、内場勝則さんが「嘘つくな!綺麗じゃないだろ!」とめっちゃデカい声で言っていたのがベタですがめっちゃ好きです。僕も使っていきます。

ズッコケ体験

これは祇園花月名物らしいのですが、新喜劇が終わった後に5人の子供にステージに上がって貰って、新喜劇のズッコケ体験をして貰うというコーナーがありました。

子どもの中には千葉県から来られた方もいたし、本当に一生に残る思い出になるんだろうなと思います。祇園花月でしかやってないんだとしたら、相当強みになりそうです。

おわりに

オードリー若林さんがLIGHT HOUSEで「お客さんがいると、お客さんと溶け合う感じがする」と話されていたのですが、その意味が今日分かったような気がします。

もちろん沢山ネタ番組がテレビで放送されていますが、劇場でしか見ることが出来ないお笑いもあると思うので、また時間があれば劇場にも足を運びたいと思います。

本日も読んでくださりありがとうございました!

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