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202406ハロプロ卒業の初夏

2024年6月はハロー!プロジェクトからの卒業が4人という、ハロヲタにとって試練の月となった。

私はハロプロの初現場?が℃-ute解散コンサートのライブビューイング、初の推しグループ"こぶしファクトリー"は推し始めて1年ほどで無観客解散、初のイチ推しメン和田桜子さんは芸能界引退、初の推し研修生はデビューかなわず、とまあまあ持っていないヲタである。ゆえにハロプロにハマったときからアイドルとは一瞬のものであると強く思っている節がある。"絶対アイドル辞めないで"なんて最初から思っちゃいないのである。そんなハロヲタが運良く4人全員の卒業コンサートに参加できたので、彼女たちの卒業から1か月以上経ち、今さら感もありつつ、記憶もあやふやになりながら、卒業について、また今後のグループの行く先などなど、好きなように述べていく。


新沼希空〜アイドル界の主役〜

ステージセットはポップでキュートなセットで、新沼希空の卒業にはよく似合っていた。

コンサートは"ハッピークラッカー"か
らはじまった。もとより卒業を歌っている曲だが、明るさが際立つ曲で、明るく見送れ、というきそからのメッセージを受け取った。

目立っていたメンバーは八木栞。武道館のステージをまるでヤギのように飛び跳ねていた。MCでも迷言"味がした武道館"が飛び出し、つばきのおもしれー女を引き継ぐようだ。

チケットが余っているからもっと来てほしいとメンバーがものすごく呼びかけていたが、日本武道館はなんだかんだかなり埋まっていたようだった。卒業コンサートは落選ばっかりが一番良くないので日本武道館を選択したことは正解だったと思う。

卒業ソロ曲"私がおばさんになっても"は芸能界引退するにして、なかなか重い女である。あなたたちの前からはいなくなるけど、心のなかでずっと愛していて、とは。素晴らしい美学を感じるコンサートだった。

植村あかり〜あーりーがとう〜

ステージ演出から述べると、シンプルなセットでライディングに凝る、Juice=Juiceらしいタイプだった。

とにかく笑顔で"あーりーがとう"という、植村さんが印象に残る。メロン色の大草原となったステージをいぬ9+ねこ1+たこ1が駆け回っていた。

最後のオリジナルメンバーの卒業となる、Juice=Juiceは未知数の成長ポテンシャルを振りまいていた。とくに遠藤彩加里、川嶋美楓はポテンシャルの塊だ。現在ハロプロ最強のアベンジャー段原瑠々リーダーがJuice=Juiceをもう1度アイドル界のアベンジャーズへと育て上げるのも時間の問題である。

あとはフッとヲタの前から姿を消すことを、うえむーに関してはかなり恐れていたのだが芸能活動は続けるとのことでほっとしている。

佐々木莉佳子〜宇宙一のトップアイドル〜

莉佳子のソロダンスからスタート、これでなければいけない。

ステージ演出は特効を贅沢に使う、派手なものでこれもまたアンジュルムらしいものだった。セットリストはアンジュ卒業の鉄板である、"交差点"、"友よ"がやはり良い。中島卓偉曲が強い。ある卓偉ライブの感想がほぼアンジュライブだったが、アンジュライブの感想はほぼ卓偉ライブだった。サンキュー卓偉。"大器晩成"から始まるライブはまさに最初から最後までクライマックスだった。

注目したのは平山遊季である。莉佳子の無敵のパワーを引き継ぐのはペイペイだった。とにかく横アリの広いステージで目立っていた。そして、おでこ出しのヘアスタイルで松本わかなが姿を現したとき、横浜アリーナがどよめいたことは記録しておかなければならない。私のイチ推しであるところの川名凜の歌がどんどん良くなっていることも加えておく。

アンジュルムは今回の莉佳子卒業に加えて、川村文乃さんの卒業も控え、変化を続けるがそれもまたアンジュ通常営業である。下井谷幸穂、後藤花の2人についても、もはや新人ではないという完成度に達していて、アンジュの加入からの立ち上がりはいつもながら速い。

山﨑夢羽〜銀河一ユハッピー〜

ライブハウスでの卒業コンサート、よく当選したものである。

終始ゆは本人は笑顔での卒業であった。

BEYOOOOONDSはハロプロ研修生が最も高レベルとなった時期にデビューしたグループであり、練度高く、人数多く、競争激しく、デビューできると限らず、厳しい研修時期を過ごしたメンバーが多い。ゆはの認識もそのようで、研修生発表会の曲がセットリストに組み込まれていた。

また℃-uteの遺伝子を引き継ぐゆはは℃-uteの"愛はまるで静電気"を卒業ソロ曲に選んだ。℃-ute帯同組ももはや前田こころ、段原瑠々くらいがハロプロに残るのみになっただろうか。

MCでは清野桃々姫が自分がBEYOOOOONDSを牽引するという決意を示していた。もちろんBEYOOOOONDSはももひたちをデビューさせるために結成されたのだから、エースとして光り輝く姿を見せてほしい。

飛び立ったゆははこのあとどのような姿を見せるのか、楽しみに待ちたいと思う。


卒業しても、人生は続いていく。彼女たちの幸せを願うばかりである。このnoteは伝説的アンジュルム卒業メンバー、和田彩花(和田彩花とオムニバス)、福田花音(カンナギマロ)のライブ開演を待ちながら書いた。(ちなみにこの2人、今年30歳、紆余曲折経ても色んな意味でまだまだキレキレである)

ひょっとして4人の人生がヲタの人生とまた交差してくれたらうれしい。

げんぱく

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