焼鳥弁当

焼鳥がスキだ。しかし焼鳥はやっぱり焼き立てがいい。この1カ月テイクアウトをしまくってるけど、焼鳥のテイクアウトはあまり食べてない。しかし、きのうの昼は事務所(渡辺通)の近くの「とりぶどうHANARE」、今晩はその真ん前にある「よし川」で、どちらも焼鳥弁当を注文した。

とりぶどうHANARE

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 元々朝までやってるダイニングバー「タイニーボート」がスタートだけど(今は閉店)、今は「とりぶどう」を3軒やってる。特に渡辺通は同じ通りに2軒ある。何度かしか行ったことがなく知らなかったんだけど、ここはかしわ飯が人気らしい。なので、かしわ飯と焼鳥のお弁当にした。確かにかしわ飯、おいしいな。何が違うんだろう。焼鳥はうずらの玉子、ベーコントマト巻き、バラ、つくね、もう1つを失念。むねだっけ? 一昨日のことなのになぁ。あと野菜が少し入っているのもうれしいね。

よし川

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 昨年12月にオープンした新しいお店で、大名の「益子」の出身。「益子」といえば「鳥次」や「高田」の修業先だ。いわゆる江戸風というか、豚バラや牛サガリはなく、鶏のいろいろな部位を串焼きで食べるタイプ。余談だけど江戸風焼鳥といえば、福岡では天神にあった「鳥治」だ。今はもうないんだけど、そこで修行した人がやってるのが大名の「もり兵衛」。昔は福岡で豚バラのない焼鳥屋さんってありえない存在だった。そんな街、そんな時代に東京の大正時代からある老舗「伊勢廣」で修行した方が福岡で始めたのが「鳥治」だ。「益子」は確か東京の「益子」で修行したんだったんじゃないかな。
 話を戻して、「よし川」はまだ通常営業時にはお邪魔してない。緊急事態宣言以降はずっと休んでいたけど、最近テイクアウトを始めたってのを知って買ってみた。「益子」やその出身の店はいずれも焼鳥の後に食べる鶏そぼろ丼が名物なので、ここのお弁当のごはんは鶏そぼろごはん。ほろほろのそぼろうまし。軟骨の食感もいい。
 焼鳥はうずらの玉子と鶏2種。ぼんじりとねぎま? 違うかも。炭火焼きの香ばしさも感じておいしいけど、焼鳥弁当というからには焼鳥がもう1種くらいあるとうれしかったな。でもそうすると値段はもっと上がるってことかぁ。1300円超えるとちょっと厳しいな。といってそぼろごはんじゃなくなるのも悲しい。あっちをたてればこっちがたたず。メニューづくりってつくづく難しいよね〜。

 値段は「とりぶどう」が980円(税込)で「よし川」が1250円(税込)。テイクアウトのパッケージはやっぱり「とりぶどう」のタイプの方がおいしそうにみえる。原価がいくら違うか知らないけど、和系のテイクアウトはこのタイプにした方がいいと思うな。これはほかの店の弁当をみていてもつくづくそう思うきょうこの頃なのだ。
 コロナが収束したら通常営業の「よし川」に行こう。ちゅうか、今も20時まではやってるんだけどね。近々行こうかな。きょう18時にお弁当を取りに行ったらお客さんはいなかったので、三密的にもむしろ今が行きどきかもしれない。

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