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6/20バンド演奏会

はじめに

6/20(日)にライブハウスのようなところでバンド演奏をした。
この演奏会は、前に住んでいたシェアハウスの繋がりで演奏することになった。
基本的には2つのシェアハウスメンバーによる2バンドの対バン形式。
しかし、メンバーの半数以上は、前にシェアハウスに住んでいた人かそもそも住んでいない人たち。
よくシェアハウスでイベントがあると集まるメンバーだ。
友人を会場に招待して、そのメンバーたちと演奏してきた。

演奏した曲
①Ed Sheeran「Shape of You」
②GreeeeN「キセキ」
③THE BLUE HEARTS「情熱の薔薇」
④ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」(2バンド混合)
⑤ロードオブメジャー「大切なもの」(2バンド混合、アンコール曲)
⑥ケツメイシ「出会いのかけら」(演奏会を企画してくれた方へサプライズ演奏)

練習期間

このバンド演奏会をやる話を聞いたのが約4か月前。
このようなシェアハウスのバンド演奏会は今回が2回目。
1回目は約半年前に開催している。
1回目がとても楽しくてまたやりたいと思っていたから、また参加しないかと聞かれたときは即快諾した。

後日、演奏する曲をみんな集まって話し合った。
その時は、上記の①②③しかやると決まっていなかった。
自分の担当楽器は、①②はギター、③はドラム。
そこからスタジオに行ってみんな集まっての練習が始まった。

最初、「Shape of You」はドラムやキーボードなど弾く人が決まっていなかったし、そもそも弾くかどうかも決まっていなかったと思う。
みんなと話し合って、ドラムのリズムはこうした方がいいとか、キーボードを入れようとか、楽器ごとの入るタイミングやとめるタイミングなどを詰めていき形にしていった。

どの曲も最初はグダグダで、1曲通して合わせられるようになることすら簡単ではなかった。
「情熱の薔薇」はまだマシだったかな(笑)

途中、ベース担当が急に抜けることになった。
1番の理由はメンバーの練習に対する熱の差。
ある人は本気で練習に打ち込んでいて、ある人は遊び感覚でやっているというようなイメージ。
ベース担当を戻ってきてもらうために、その時から練習に対する気持ちが高まっていって、みんなの気持ちが団結していった。
みんな個人的にもたくさん練習をしていたと思う。
そうして各々クオリティを上げていった。
練習を続けていたら、ついにベース担当が戻ってきてくれることになった。
めっちゃ嬉しかった。
またみんなと出来るとワクワクが止まらなかった。

練習は続き、徐々にスタジオ練習の頻度を上げていった。
だんだん形になってきたのは本番の1か月前くらいだったかな。
みんなで話し合い、気になったことを洗い出して改善していく。
そしてたくさん練習してクオリティを高めていった。

そんな時(本番の1か月前くらい)、2バンド混合メンバーで1曲、アンコールとしてもう1曲やることが決まった。
本音を言うと本番前1か月を切っているのに割と難しい曲だったからヤバイと思った。
だけど、ここから2段階くらいギヤを上げて、全力で練習に打ち込んだ。

仕事から帰ってきてやることを済ませたら、すぐギターを握り練習。
土日もギターを弾くかスタジオに行ってドラムを練習するかの生活。
なんなら仕事よりバンド演奏の方がメインになっていった。

そして、本番1週間前。
今回のバンド演奏会を企画してくれた方にサプライズで1曲演奏するということが決まった。
さらに、本番の最初に「#1090 〜Thousand Dreams〜」(ミュージックステーションに使われている曲)を弾くということも決まった。
ここから本番までは、睡眠時間を削り、全力+フルブーストで120%、限界突破した期間だった。
さらに身心ともに疲れているはずなのに、ライブ演奏のことで頭がいっぱいで夜寝れなくて寝不足だった(笑)

だけど、
本番の演奏を成功させたい
企画してくれた人に感謝の気持ちを伝えたい
みんなと楽しく演奏したい

その気持ちのおかげでモチベーションの高い状態を維持してくれていた。

本番当日

会場に入り、リハーサル(練習)を始まる。
ギターのサウンドチェックをしたり、バンド全体の音量バランスなどを確認していく。
スムーズにリハは終わった。

演奏が始まるまでのステージ上で待っている時が緊張MAX!!
久しぶりに感じた感覚だった。
手汗が半端なくて、頻繁に手とギターのネックと弦を拭いていた(笑)

ついにバンド演奏スタート

オープニングの「#1090 〜Thousand Dreams〜」では、ステージ上にベース、ドラム、ギターの私の3人しかいないから、視線をとても感じる。
だけど、始まってしまえば弾くことに集中できた。
練習よりあまり上手く弾けなかったけど楽しかった。

その後は別のバンドの演奏がスタート

演奏した曲は、
①スピッツ「チェリー」
②Oasis「Don't Look Back In Anger」
③秦基博「ひまわりの約束」

どの曲もとても良かった。
みんな限られた時間の中で練習して仕上げてきたんだと思う。
特に「Don't Look Back In Anger」は好きな曲だから、演奏を見るのをとても楽しみにしていた。
会場で初めて聴いた時に泣きそうになってしまった。
「ひまわりの約束」は弾き語り形式。
これもまた感動した。
見る側としても幸せだった。

上手い下手は関係なく、気持ち次第だなって思った。

次は自分たちのバンド演奏

演奏した曲は上記の通り。
「Shape of You」は、楽器陣が音をとめる部分が何か所かあって、そこを合わせられるかが課題だった。
だけど、本番はバッチリ決まって文句なしの演奏ができた。

「キセキ」もみんな大きなミスなく演奏できたと思う。
今まで練習してきた中で一番完成度が高かったかもしれない。

「情熱の薔薇」は、自分はドラムを演奏した。
この曲はテンポが速いから腕が取れるんじゃないかというくらい全力で叩いた。
テンポは一定じゃなかったけど、気持ちで叩き切った。
ドラムのポジションから見える、メンバー全員の背中姿が堂々としていてとってもかっこよくて、ここでも感動してしまった。
なかなか見れない景色。
もっとたくさんのお客さんがいるステージ上の景色を見てみたいと思った。

自分たちのバンド演奏はここで終わり。
本当にめっちゃ楽しかった。
いつまでもこの時間が続けばいいなと本気で思った。
充実感と幸福感でいっぱいに満たされた。

その後は、2バンド混合の演奏とアンコールの曲を演奏。

メンバーが変わるとさらに楽しさ倍増。
「ソラニン」は最後のギターソロで腕がちぎれるくらいの全力でピッキング。
途中自分のギターの音が小さくなるアクシデントもあった。
だけどなんとか弾き切った。

アンコール曲の「大切なもの」は、個人的に弾いていてとっても楽しい曲。
曲のテンションに合わせてテンションMAXで演奏した。
あのくらい全力を出せる曲が自分は好きだな!
ボーカルも変わるから、いろんな人と出来るのが最高に楽しかった。

表向きのプログラムはここで終了。
だけど、今回のバンド演奏会を企画運営をしてくれた人へ感謝の気持ちを込めて、最後にサプライズで「出会いのかけら」を演奏した。
この曲は、前日に初めて全員で合わせた曲。
急にやることになったのに、形になって最高な演奏になった。
時間がなかったから、この曲のギターソロはアドリブで乗り越えた。
アドリブだからこそ、その時の気持ちをギタープレイに表現できたと思う。
場所と状況が相まって、自由にとても気持ちよく演奏させてもらった。
楽器陣以外の人で大合唱。
全力で気持ちをぶつけられたし、この上ない幸福感だった。
サプライズされた人も満足そうでやって良かった!

最後に

国籍や性別、年齢など全く関係ない人たちが集まって、このようなイベントができたことがとても幸せでした。
演奏者はもちろん、それ以外の撮影チームや見に来てくれた方々、ネット上で見てくれた方々、関係者の方々、みなさんのおかげでこのような最高な体験をさせていただきました。
皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ここまで全力を出し尽くせる事もなかなかないと思う。
とても良い体験、経験をさせてもらった。
今回のタイミングで仲良くなった仲間もいて最高な機会もをもらったなと思う。
これからもよろしくお願いします。


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