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のんびり食事をした : 独り言



お店に入り食事して、
気付いたら1時間経っていた。

外を眺めたり、チャイを飲みながらnoteを見たり、偶然知り合いが現れてお喋りしたり、ひたすら食べたり…。


だけど、
ふっと思った。

「食事に1時間も使ったのは
 いつ以来だろう?」

普段の食事時間は?
長くても20分。
速攻なら3分。
酷いと運転しながら。

過去に、
1時間もかけて食事したのがいつだったか
思い出せない。

恐らく数十年経っている気がしなくもない。



まぁ。
そう言う
ただの現実だ。


以前の私だったら、
貧しい生き方をしていると思ったに違いない。

昔、
祖父の時代。
呉服屋をしていた時は、
食事を立ったまま摂り、
座って食事する事がなかった。
商売繁盛で何よりの、
食事より売り上げ、お客様。

でも、
父は違った。
友達や家族、兄弟と、
賑やかに時間をかけて食事した。
お酒が好きだったと言うのもあるだろう。

どんな食事の仕方も
それぞれの価値観なんだ。

私は、
食事内容が揃っていれば
それでいいんだと思う。
その日のお腹の具合に合っていれば
それでいい。
感謝しながら食べればそれでいい。

それでも、
慌てることのない食事はいいなぁと思った。

なんせ、
なんでそんなにいつも焦っているのかが、自分のことなのに分からない。
食事に限らず、自分のために生きるのが下手なのだ。
食事を食べる時間がムダと思っているところもある。
だけど、しっかり食べないとお腹が空いて夜中に甘いものを食べたりしてしまう。
ムダな時間ではなくて、しっかり食べた実感を持ちながら、必要な量を食べないと、結局、間食が増えている。
太らない事をいい事に…。
使うべき時間をしっかり自分に使うのが、自分のために生きる秘訣なのかもしれない。

温かい太陽を浴びながら、
ゆっくり味わって食べる食事は
それだけで幸せだった。

つまりは、
そう言うこと?

今のままだと、
この先ずっと焦った生き方をしてしまう。
なんのために焦るの?
今の時間を味わうとそれだけで
幸せなのに。
そして、
美味しい…は、
やっぱり幸せだ。




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