There is always hope
8月6日 54歳にして、初めて今ある日常こそが幸せなのだろうと気づいた。
今までどうしてたかって?
希望はいつもここに無く、いつかやって来る未来にあると思っていた。
そして、そして、その未来はいつになってもやって来なくて、
ふと、息切れして座り込んだソファで後ろを振り向くとちゃんと希望はそこにあって、「ただ通り過ぎたんだ」…と気づくことになっていた。
「お馬鹿さんだね。」
って、思う?
私は思わないけど…。
「これは希望だ。」とか、
「これは幸せだ。」とか、
そんな風に思う時って、希望や幸せの確認を必要とする時で、
本当に希望や幸せがそこにある時って、ただ胸が熱くなるだけなんだよ。
そして今日 8月7日。
これはバンクシーが書いたものかは分からない。
誰かが後付けしたものかも知れない。
有名なこの絵が消された後のメッセージだから。
バンクシーの絵は、作って終わりじゃ無くて、
誰でもバンクシーになれるし、
そこに参加出来るところが、新しいし、
今までのゲージュツと違うところ。
これを観て…。
ちゃっかり、こんな絵を描きました。
「どうせ幸せにしたいなら、溢れさせた方がいいじゃない?」
…って、思ってやってみた。
そして初めてパロディの持ち味を知ったと言うか…。
余談だけれど、レミゼのこの絵を知らない人が結構いて、説明すると、
みんなググっていた。
そしてようやく、Les Misérables→バンクシー→私の絵にたどり着いていて、
今って知らなくても、直ぐにたどり着けると言う実感をした。
いつも希望はそこにある…に戻るけれど…。
読んで頂くと分かる通り、3日間で3万人導入。
今日のバンクシー展も、すごい行列だった。
そこで、恐ろしく疑問になったのは…。
「んじゃ、なんで戦争は終わらないんじゃ???」
あちこちで、きな臭さがうかがえる昨今、
こんなにバンクシーに注目する人達がいるのに、
どうして?
この時見に来た3万人と今日展示を見に来た人達が、
反戦を訴えても戦争はやって来るもの?
それとも、みんなタダのミーハー?
私にとってやっぱりこの世界はワンダーランドなのだ。
本当に人々は平和を欲しているのだろうか?
宣伝ポスターさえ、展示の一部になっていた。
なんかカッコいいよね。
…って言う、私もミーハーかな?
車を運転して信号待ち中にこのポスターを見て浮かんだのがこれ↓
降って沸いて、家に帰って一気に書いた。
ただ降って来たストーリーだけれど、
私にとっては凄く真実に思えている。
real keep…なのだ。
だから…。
イライラしたり、悲しくなった時、
「悪魔から爆弾を受け取ってはダメ。
後ろに天使が花束を持っているよ…。」
と、自分に語りかけている。
マジで?
…と、思うかもしれないが、マジだ。
…そう。
いつも希望はそこにある。
バンクシー展の紹介か、自分の作ったものの紹介か分からなくなったけど、
結構バンクシーに触発されている気がする。
岡本太郎は天国に行ってしまったし、草間彌生は神になろうとしてるから、
丁度いいのがバンクシーなのかも知れない。
お互いすれ違っても、お互いを知る事はないけど、
お互い keep realを見ようとしている気がする。
…すごいこじつけ?
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