青空とうどんと新しい遊具
年の瀬、12/28。
朝から息子と2人でまったりして過ごしていた。
眠い。
とにかく眠い。
年の瀬とは、なぜこうもやる気が失くなり、眠くなるものなのだろう?
まぁ、青空だし少しは外へ出てやるか。
そんな気分で、近くのうどん屋さんへランチに出掛けた。
さすがに平日だけれど賑わっていた。
もう、みんな冬休みなのだろう。
息子はお子様セットのうどんとポテト、プリンを全て一人で食べきった。
半年前にはこんなに食べきれなかったのに、、、。
あっという間に、胃袋も成長したようだ。
気持ちの良い青空を眺めながら、うどんを食べ終えて、公園まで行こうと自転車を走らせていたら、
「遊具のある公園が良い❗️」
後ろに座る息子が、何度も何度も呪文のように言っている。
鯉にエサをあげに行こうと思っていたのを取り止めて、あまり行かない人気のいない公園へ向かった。
すると、新しい遊具が設置されていて一気にテンションが上がった。
誰も使っていない新しい遊具。
長い滑り台に短い滑り台2つ。
望遠鏡に車のハンドルが階段を上がった所に付いていて、一番下にはイスとテーブルでごっこ遊びが出来るスペースまである。
途中で兄妹君達が参入したので、ハンドルグルグルは、なかなか出来なかったが充分楽しめた。
息子は遠慮する、と言うことを物心ついた時から知っている子だった。
誰かが使っていれば、遠慮して使わない。
子どもなんだから、もっとガツガツいきなよ❗️と息子が遊ぶのを見ながら思うが、そこがまた、たまらなく愛おしい。
青空とうどんと新しい遊具、その景色は息子が居てこそ見えるもの。
生きていると今しか見えない景色がいくつもある。
今しか見ることが出来ないのだから、どれも大切、どれも価値はある。
例え、どんなに悲しく残酷な景色だとしても。
子どもって残酷な景色や、絶望や悲しみ、憂鬱を笑顔や純粋さや、暖かさや愛で消し去ってくれるスゴい力を持っているのだと知った。
だから、子どもは宝物なんだ。
子どもにとっても、自分には出来ない事が出来る親が宝物に見えるのかもしれないな。
お互いに自分には持っていない物は、キラキラして愛おしくて宝物に思える。
今日見える景色は、昨日は見えなかったもの、明日には消えてしまうもの。
だから、きっと宝物になるのだろう。
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