☔️の日に息子と白熱運動会2022/03/4week
桜が咲こうとしているのに、昼間は雪が積もるほど降った。
朝から息子は私がベッドから居なくなると、泣き出し、ぐずぐずと9:00近くまでゴロゴロしていた。
三連休私が仕事でほとんどパパと過ごしていたからだろうか?
雨でなければ、車でコクーンシティでも行こうと思っていたが、息子の気分的にも家でまったりの感じになっていた。
一日中家で過ごす、その事に少し罪悪感を覚える。
何もしなかった一日は充実感が薄いからだろうか?
調子も良くなってきたし、身体を動かす楽しい遊びをしたいと思い、息子と運動会をすることにした。
YouTubeも堪能して、退屈していた息子は母の提案にノリノリだ。
息子にとっては初めての運動会だ。
まず始めの種目は、綱引き。
だが、綱がない。
しょうがないから、近くにあったおもちゃのバッドを2人で引っ張り合う。
「息子選手、ママ選手に引っ張られています!頑張って下さい!」
放送委員の役も同時に行う母。
「ママの勝ちー。」
次は、玉入れ競争です。
しかし、もちろん玉入れの道具などない。
玉入れは上にボールを投げる競争だから、取り合えず、階段の4段目辺りに洗濯かごを置いてその中にボールを入れる。
もう、2人とも夢中だ。
ボールも様々な種類のものを投げているから、弾んで玄関の方まで転がっていく。
それを息子は拾い集めて、
「はい、ママ!」と言って手渡してくれる。
もはや競争ではない。
2人で力を合わせて全てのボールを入れる競技になった。
続いては、借り物競争。
紙に家の中にある物を書いて、せーのでめくりそれを持ってくる。
この競技に息子はやりがいを見出だしたようだ。
競技が終わっても、再びやると言い出して2回戦突入。
「ここで水分補給の休憩に入ります。」
2回目の借り物競争が終わり、しばし休憩。
「次は?」
息子に急かされて、考える。
「次は、組体操。」
「くみたいそう?」
私が四つん這いになり、その上に息子が乗り、
「はい、手を広げてポーズ。」
次に手を繋いで扇のポーズ。
その次は、股に息子を乗せてサボテン。
最後に肩車でポーズ。
「はい、組体操は以上になります。」
「次は二人三脚」
トレーニング用のチューブを持ってきて、息子の足と私の足にかける。
そのまま手を繋いで一緒に部屋の中を走り回る。
躓きそうになる息子の手を引きながら、なんとかゴール。
「最後は花形40mリレーです」
飲み終えたペットボトルをバトン代わりに、グルグルと走り回る。
「あーと、息子選手、転んでしまいました!あと少しです。最後まで頑張って下さい。」
三周目回ってゴールした息子を抱き締める。
「以上で運動会は終了となります!」
なかなか良い運動だった。
そして、思った以上に楽しめた。
運動会に使った物達。
雨の日はどうしても活動量が少なくなる。
充実感も少なくなってしまう。
少しの工夫でそんな雨の日を楽しく過ごせたらなと思う。
身体を動かせば、気分も頭もスッキリする。
鬱々とした天気に気持ちが引きずられない様に、普通の毎日を楽しむ努力をしていこう。
息子の毎日が日曜日がもうすぐ終わってしまう。
全てが自由の世界から、時間やルールを守り集団生活を学ぶ社会へと階段を歩んでいく。
期待と不安と寂しさは、息子と母共に感じずにはいられない。
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