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4年かけて教職に必要な単位を取り終えました

コロナ禍の状況が私を大学へと導きました。

2020年の後半、コロナ禍で何もできなくなってしまったころ、せっかくだから新しい資格に挑戦しようと、英語の教職免許取得のため大学に登録したYuFaです。あれから、気が付けば4年。。。長かったような短かったような気がしますが、やっと教職課程に必要な科目を取り終えることができました。正直始めたときは、資格を取れるとは思ってなかったです。コロナ禍で対面の習い事がほとんどできなくなってしまい、自宅で何か学べることはないかと思って始めたものでした。

最初の1年は2科目だけ登録

仕事をしながら通信の大学で勉強することが可能かどうか。そして、コロナがいつ終わるかわからないので先行き不安な毎日でした。また、いまさら勉強についていけるかどうか、そしてレポートなど人生で書いたことがないものを書くことができるのかなど心配だらけだったため、最初の1年は2科目だけ登録してみました。

初めて書いたレポート

私は日本の4年生大学で勉強したことがなかったので、論文を書いた経験がなかったです。そのためレポートというのはどのように書くのかとても不安でした。初年度は10万円程度払い、2科目を履修し、先生から帰ってくるレポートのコメントをみながら、「なるほど!レポートはこのように書くものか。」と思いながら、書いてみました。最初に2科目は1科目が再提出となりましたが、もう一科目は案外さらっと合格がもらえて、コツをつかめばできそうな予感がしました。

2年目から本格的に単位履修開始!

1年目の2科目で、通信の大学のレポートの書き方や勉強の仕方などわかってきたので、本格的にやってみようと教職に必要な科目の登録をしました。私が通っていた大学は各科目ごとの支払いなので、余計な支払いはなく、履修した分だけ支払うという方法でしたので、金銭的にも時間的にも安心して勉強に取り組むことができました。(仕事と勉強を両立する上で、プレッシャーにならないように自身のペースでできる大学を選びました。)

科目によって難易度は変わる

科目によって難易度が違うので、1日の学習ですぐおわってしまう科目もあれば、1年間かけて何度も何度も教科書を読みこみながら取り組んだ科目もありました。大体は締め切りギリギリ提出となってしまいましたが、不合格でも何度も再提出できるので一回勝負ではなかったのは、レポート慣れしていない私にとって、よかったと思います。

何年かかってもじっくり単位を取ることを決意

2年目で多くの科目の単位を取ることができ、それに使った時間やお金のことを考えると、もう後戻りはできないという気持ちになりました。このころに会社の上司にも教員免許の資格をとるため通信の大学に通っていることを打ち明けました。もう、後戻りできなくなりました・・・。何年かかっても取得しないと呆れられてしまう!と自ら自分を追い込んでしまいました。(上司だけではなく、いろんな人に言いまくってしまいました。。)

3年目に教育実習へ

私は、日本で教職の勉強をしたことがなかったので、教職のための単位を取る量がかなり多かったです。もちろん現役の大学生のように教育実習にもいかないといけませんでした。教育実習にいった3週間は、1年分の労力を使ったくらい力を使い果たし、その期間それ以外の事はは何もできませんでした。社会人になってからあれほど、1つのことのみに集中したことはなかったと思うくらい大変でした。しかし、勤務している会社や実習を受け入れてくれた学校で私をお世話してくれた先生のことを考えると、絶対手を抜いてはいけないという気持ちで3週間全力で立ち向かいました。もちろん私の実習に付き合ってくれている生徒にも誠意を見せたいという気持ちでいっぱいでした。学生は社会人比べて経験値が少ないので、珍しい教育実習生が来たことによって、学生時代の思い出に残ると思いましたし、私と接することで勉強している大人もいるんだなというのも知ってもらいたかったからです。

3年目で初めての対面スクーリング

教育実習後に初めて対面スクーリングがありました。お世話になっている教授や、一緒に勉強している生徒さんに初めて会うことができました。3年目で最初で最後の対面スクーリングとなりましたが、大変有意義な時間となりました。生徒さんとはスクーリング後に一緒にご飯を食べに行き、LINEを交換して、仲良くなることができました。この生徒さんたちももちろん社会人で、30代と50代の方でした。それぞれの今までの人生経験やなぜ教職をとるのかなど、改めて情報交換することでそれぞれの目標や生き方があることを感じることができました。
(2日間のスクーリングのために新幹線に乗って地方まで行きましたが、行った甲斐があったと思っています)

4年目で最終単位取得へ

気が付いたら2024年7月になっていました。辞めずにコツコツ自分のペースで行った結果、教職にかかわる単位のレポートがやっとすべて提出がおわりました!(まだ結果は出てはいないのですが、一旦終わりということにしたい・・)続けられたのは、無理をせず、10年かかっても取ろうという気持ちでした。この勉強を短期集中でしてしまうと、今しかできないことを犠牲にしなければいけないし、今という時間も大事にしたい。でも将来に向けての準備はしたいという気持ちがあったからです。4年目はわりとライトな科目だけ残すことにしました。ヘビーな科目は3年目に入れて教育実習の前後で取得していましたので、4年目は仕上げの年にしたいと考えていました。

最大の難関は教職認定となる四大資格だった。

私は海外で四大を出ているのでそれを認定してもらうために教育委員会に書類を提出し、審査してもらう必要がありました。正直、海外でも日本でも四大には変わりないので卒業証明書と成績証明書があれば審査が通るだろうと思っていましたが、いざ問い合わせてみると、それ以外の必要な書類が多かったことと、すべて日本語に翻訳する必要があり本当に大変でした。しかも提出したからといって認定されるかどうかはわからないという回答でしたので、ダメだったら四大卒の資格から取りなおすこととなり、さらに別の科目の履修が必要となるということを教育実習後に知りました。絶望的な気持ちで、もう大学を辞めようかなと考えたこともありました。

コツコツと続けることが大事

自分でもここまで来れるとは思っていませんでしたが、オンラインスクーリングであう同い年くらいの学生や、私より年上の学生さんなどに出会い、いくつになっても学ぶことに遅いことはないと感じました。皆さん、定職を持っているのにもかかわらず勉強を続けているのには、それぞれ意味があるんだと思います。そんな方々にも刺激をうけることができた4年間でした。今はこの教職免許がどこまで自分の人生を変えてくれるのかわかりませんが、将来、役に立ってくれることを信じています。

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