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【朗報】男性にも“産休”が取得できるようになる!改正育児・介護休業法のポイントを解説

昨日、こんなニュースが飛び込んできました。

日経新聞「男性も「産休」最大4週間、22年度から 改正法成立

男性の育休取得率が伸び悩む中、

コロナ禍による少子化もあいまって、

政府も少子化対策の打ち手として、頑張ってくれているようです☆


今日はこの「改正育児・介護休業法」のポイントと

私なりの意見を添えてお話ししていきますね♪

こんな方に役立つ記事です
・プレママ、プレパパ
・将来子どもを持ちたい方(2子以降含む)
・子育てを頑張りたい男性

ぜひ最後までご覧くださいd( ̄  ̄)

☆制度はかなり充実。ただし、それ以前に自分の意思が大切。☆

結論から行きます。

今回の「男性産休制度創設」によって、

柔軟に、かつ充実した子育てのための休業ができる印象です。

しかし!

制度はあくまでもハードにすぎませんd( ̄  ̄)

使うのは、ソフトである私たち自身。

自分の意思(心)が最も大切であることを、お忘れなく。

☆改正育児・介護休業法のポイント☆

1.2回に分けて「産休」を取得できる
改正育児・介護休業法では、

「子どもの出生後8週間以内に4週間まで2回に分けて「産休」を取得できる」(日経新聞)とされています。

「なんで2回に分ける必要があるの??(^^;;」と思った方も多いのではないでしょうか?

もちろん使い方は様々ですので人によって異なっていいんです☆

例えば…

✅母親が入院中または自宅での介助が最も必要な時期に2週間取得
✅一旦、仕事に戻って育休のための引き継ぎを終わらせる
✅終わり次第、再び2週間の産休→育休へ

こんな流れもできそうですよね( ̄∀ ̄)


2.2週間以上前からの申請でOK
日経新聞によれば「休業の2週間前までに会社に申し出れば利用できる。」とあります。

これは地味にありがたいですよ♪

何しろ子どもというのは

予定日はあっても、

その通り生まれてくるかどうかはわかりません(⌒-⌒; )

これまでの育児休業が取得の1ヶ月前に申し出ることがルールであったことを考えると、

やや柔軟に使えるようになったかな、と思います。

3.雇用期間が短くてもOKになる
「22年4月からは継続の雇用期間が「1年以上」との要件を廃止」(日経新聞)となりました。

これはデカイ!!ですね( ̄∀ ̄)

非正規社員や私のように転職したての方でも

取得しやすくなった、というわけです♪

男女ともに、キャリアを考える上で転職はますます普通になるでしょう。

ただし、それが子育てのネックにならないようになった、というわけですね☆

☆男性が産休・育休を取得する効果☆

そもそも産休・育休はなぜ必要なのでしょうか?

「そりゃ、赤ん坊の世話をするために決まってるでしょう!何いっちゃってるの??(⌒-⌒; )」

それはそうなんですが、他にも効果はありますよd( ̄  ̄)

1.女性の「産後うつ」を抑制できる可能性
2.第2子以降につながる可能性
3.子どもとの親近感が深まる

一つずつ見ていきましょう♪

1.女性の「産後うつ」を抑制できる可能性
「産後うつ」って聞いたことありますか?

特に女性が(男性でもなる人はいる!)、出産後に発症するうつ症状のことです。

新生児の世話は、昼夜問わずの仕事ですから何かと大変です(⌒-⌒; )

しかも出産後の女性は「軽い交通事故に遭ったのと同じくらい」の損傷を受けている、

という表現がされるほど傷ついています。

それを考えると、相当な負担であることが想像できますよね。

夫が家事・育児に積極的な家庭は、産後うつの発症率が低い、というデータがあります。

2.第2子以降につながる可能性
日経新聞の記事では

夫の家事育児の時間が長いほど妻の就労継続割合や第2子を生む割合は高い傾向にある。」とあります。

これも考えてみれば、その通りですよね(⌒-⌒; )

パートナーが「こんな大変な子育てなんて、もうこりごり!( ´Д`)y━・~~」と

思ってしまったら、

まず第2子の可能性はありません。

子どもが2人以上欲しい!という男性は、確実に家事・育児を積極的にやるべきです。

3.子どもとの親近感が深まる
以前の記事「【プレパパ必見!】父親が育児に積極的に関わるべき科学的根拠」でも書いたのですが、

男性は「産まれてからどれだけ子どもと接したか?」が父親になる要素と言えますd( ̄  ̄)

子どもと積極的に触れあうことで、

お互いの脳から愛情ホルモンである「オキシトシン」が放出され、

親近感が湧いてきます。

どれだけ子供のことを大切に思っていても、

物理的に触れ合う時間がなければ、それは伝わらないのが現実です。。。

また、積極的に育児をすることによって

妻からも「味方認定」され、

家庭内の関係も円満になるわけですね( ̄∀ ̄)

この味方認定、めちゃめちゃ大事ですよ。。。。

詳しくは以下の記事もご覧ください☆きっと役立つはずです。

関連記事「【プレパパ必見!】父親が育児に積極的に関わるべき科学的根拠

☆注意点も☆

1.施行は22年度中
はい、法律は成立しましたが

「施行」は22年度中ですよd( ̄  ̄)

現状では男性の「産休」はありません。

ってなわけで、あと1年は待ちましょう♪

2.大切なのは「家族を思いやる気持ち」

最後だけ精神論的になっちゃいますが。。。(⌒-⌒; )

大切なことなので、あえて言わせてもらいますね♪

この男性産休制度の成立によって、

日本の子育て環境はますます良くなってきています。

しかし、拙著note「男性が”自分の意志”で育休を検討すべき理由」でも書いたとおり、

“自分の意思”で取得しないと、後悔する気がします。

制度はあくまでも制度です。

それを使って、自分の人生を「良くできる!」と思えば

環境的に取得はかなりしやすくなった、と言えるでしょう♪

「周りが言うから取得する」という姿勢だと、

役立たないどころか、パートナーのひんしゅくを買う羽目になるかもしれませんよd( ̄  ̄)

取得をするなら、それなりの覚悟をもって臨みましょう☆

☆まとめ☆

✅改正育児・介護休業法のポイントを解説
✅生後8週間以内に2回に分けて取得できる
✅2週間以上前からの申請でOK
✅雇用期間が短くても大丈夫
✅男性が産休・育休を取得する効果3つ
✅女性の「産後うつ」を抑制できる
✅第2子以降につながる可能性
✅子どもとの親近感が深まる
✅注意点①施行は22年度中
✅注意点②あくまでも「自分の意思」が大切

いかがでしたか??

19年度の男性育休取得率は7.48%と言われています。

欧米諸国と比べて見ても、低い水準なんですね。

私としては、今回の産休制度によって、

「育休のように長くは取れないけど、生後8週間の間の産休なら取ってみようかな」

と思う男性が一人でも増えるといいな、と考えています。

正直、休みの名前なんてどうでもいいわけです(⌒-⌒; )

それが産休だろうが、

育休だろうが、

家族が最も大変な時にしっかり支えてあげられるような環境が作れることは、

幸せな人生の一歩になると思いますよ♪

何かの参考になれば幸いですd( ̄  ̄)


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