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支援学級在籍のホームスクーラー。「個別支援計画」を立てるため、学校に提出した資料

 公立の小学校では、だいたい7月頃に個人面談があります。
個別(特別)支援学級に在籍している場合、今後の学習や学校活動の「個別支援計画」を、特別支援教育コーディネーター(※1)が作成する時期でもあります。

(※1)支援級の担任が兼任しているケースも多い。保護者や関係機関に対する学校の窓口として、また、学校内の関係者や福祉、医療等の関係機関との連絡調整の役割を担う者として、位置付けられます。(「第1章 特別支援教育コーディネーターとは - 国立特別支援教育総合研究所」より)

今回は、息子(小4)の「個別支援計画」作成のために、学校に提出した資料を共有します。息子は支援級の体育のみ、時々参加しながらホームスクールをしています。
「個別支援計画」は、支援学級に在籍しているか否かに関わらず、必要なお子さんに対し、学校と家庭が協力して個別的に立てる学習計画です。
(千葉県のサイト(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shien/kobetunokyouikusienkeikaku.html)
がわかりやすいです。)
では、我が家の上半期(4〜6月)のゆるい日常記録を見ていきます!

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4−○組 芹田△○

学校では、家庭では取り組めないダイナミックな体育活動を中心にサポートしていただき、どうもありがとうございます。
今回は、ホームスクールの様子をお伝えします。なかなか学年や指導要領に沿った学びをするのは難しいですが、個別指導計画作成の参考になりましたら幸いです。
書字が苦手なので、漢字は、読みをその都度確認しながら積み上げています。
音声読み上げ教科書(送料1500円)と、専用の読み上げペン(6000円)を購入してあります。今後は、これらも活用しながら学びを深めたいと思います。
読書は、寝る前に私が子どもたちに読み聞かせしています。
「モチモチの木」「注文の多い料理店」「スイミー」「せかいいちまじめなレストラン」「おしりたんていシリーズ」「はたらく細胞」「天地創造デザイン部」などの書籍を国語・社会・理科の学びと捉えています。

また、算数は絵本「100円たんけん」やゲーム「マインクラフト」で、掛け算や割り算をその都度一緒に考えたり、ホワイトボードで計算してみせたり、NHK for Schoolの動画で確認するなどしています。


2021年4月

大好きな豚汁を作る手伝いをしてくれます。こんにゃくをちぎるなど。

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筋トレが日課です。メニューは腕立て60回、腹筋50回、スクワット50回、ランニング1km。

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2021年5月

放課後等デイサービス「△△△」に少しだけ通いました。より早く長く飛ぶ紙ヒコーキづくりを探究しました。

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食塩の結晶づくりをしました。
・食塩40g
・水100ml
を溶かして天日干しし、結晶を観察しました。

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太鼓の達人は「音楽」の一部です。

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ゲーム実況動画(yuto-channel)を撮影し、「人にわかりやすく伝える」練習をしています。

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GLOBAL CROWN」というオンライン英会話を始めました。楽しんで取り組めています。

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「火起こししたい!」と、簡易的な火打ち石で火花を散らすところまでできました。今年の目標は、このまま火をおこすことです。

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小学校1年生から継続している通信教材「タンキュークエスト」で、飛鳥時代〜鎌倉時代の年貢の仕組みや、鎌倉幕府と朝廷の戦い「承久の乱」のストーリーも学びました。
歴史漫画「鎌倉時代へタイムワープ」も楽しんで読んでいます。

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毎年恒例の空豆むき。薄皮ごとオリーブオイルで炒め、少し塩を振って食べるのが好きになりました。

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真昆布といりこで、豚汁用の出汁をとりました。

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2021年6月

タンキュークエストのテーマは「統計」です。平均、最頻値、最大最小、中央値や、ナイチンゲールが、戦争で怪我をした病人をどうしたら救えるかを試行錯誤するストーリーを学びました。

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ニンテンドースイッチ「ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング」で、簡単なゲームを作りながらプログラミングを楽しんでいます。Scratchはあまりハマりませんでした。

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メダカの水槽の藻を観察しました。「家みたい」との感想でした。

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以上が、2021年の上半期に、支援学級の担任の先生に提出したホームスクールの資料です。他にもゆるゆる楽しんでいますが、学校提出用に内容を絞っています。

これらをもとに、支援級の担任(特別支援教育コーディネーター)が、息子独自の個別支援計画を立てます。
その計画書を元に家庭で追記しながら、双方向で作り上げていくと担任の先生はおっしゃっていましたが、、、あとから追記するそれは「計画書」と言うのかな?と、実はちょっと疑問に思っています。
どちらかというと、「計画案・兼・実績」に近い内容に思いましたが、内容は学校や先生によって、またホームスクールの形によっても違うのかもしれません。

また、今回の学校との面談で新たにホームスクールに取り入れることになったのが、学校で配布される、図工や理科の実験キットを都度購入すること。
必要かどうか、継続購入するかは、様子を見ながら決めようと思っています。
我が家の上半期、ゆるいホームスクール記録と学校への情報共有はこんな感じです。

イベントのお知らせ

最後に、イベントのお知らせです。
ホームスクール・ホームエデュケーションをしている仲間と、Zoomおしゃべり会を開催しています。ご興味のある方、ぜひ下記ページも見てみてください!


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