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【初】TOKYO ART BOOK FAIR

夕べのライブアーカイブで妖怪の話しを少し読み、妖怪より生き霊の方が執念深く諦めが悪いんだよ、とまるで土蜘蛛がその糸を垂らし、一日中絡まるような感覚からそんな事を考えた朝は、いつもより少しマシかなと、初めてのアートブックフェアへ。

その前にせっかく清澄白河へ行くんだったら、食べたいお菓子を買いに行こうと、小学校を目印に到着駅から歩く。

この駅からだと、橋を渡るんだ。そして地名は、白河。

白河夜船って、そういえば誰かの小説だったかな、と橋を渡り終えるところに、すごくリアルな深海魚のような
像があり、意味のあるものなんだろうけど、かなり不気味。夜じゃなくて良かった、と東京の下町らしい街並みに目を向ける。

曇りで快適、と急に空が明るくなって眩しさに顔を戻したら、あの看板。

あれ?こんなに近かったんだ。前は違う駅から歩いたから、ちょっと拍子抜け。
店内に入ると、親子連れと女性が1組ずつ。まだ開店したばかりだからか、見やすい雰囲気。

目的は、定期便に入ってこなかったドライフルーツのクランベリー。ブールドネージュもいいな。あ、この間は抹茶きんつばが美味しかったなぁ。うーん。迷う。

ブックフェアは12:00からだっけ?今、何時?と掛け時計を見ると..
15:00 ...おやつの時間にしているのね笑スマホを見て、まだ大丈夫だねと店内を見て回っていると、女性の方がスマホで話しながら、ライブで買って行くお菓子を確認している。この間は、ドラッグストアの前で同じようにしている人を見かけたから、最近では割と普通なのかな?(ちょっと声、大きかったけど)

やっぱりアソートみたいに入っているのがいい、と後はキャラメル好きな家族へ、それぞれ一袋を購入。

可愛い笑顔のスタッフさんと、定期便のきんつばが美味しかった話しをして、東京都現代美術館へ。

店を出た時には、雲がかかっていて涼しい空気。

あ、自転車の方 すみません
川のある景色は、割と好き

広い通りをしばらく歩いて、白河三丁目の交差点の交差の通りは三つ目通り。三つ目ってまた、妖怪?笑
すると雲が晴れて来て眩しさにまた上から目を戻すと、10人くらい列が角に。

とんかつ屋の開店待ちの人達だった

オリーブオイルが高騰していても、トンカツのインバウンド需要が救いになっていると、これも今朝のニュースだったね。ここは、ご近所の方達みたいだけどね。

実用洋食て、何?と、不思議に思いながら信号を渡って右折。それからずっと晴れていて、あ、暑い。

秋晴れの空の下

美術館に到着。…こんなに待ってる人がいるとは思わなかった。チケット普通に買えたのになー、と最後尾に並んんだ時の時刻は12:01。もう開場だよね、とキッチンカーが少し並ぶ広場を周るように入場。

せっかくなので入り口を

ホントに、人が結構多い。
それでもオープンしたばかりだからか
スイっと見られる場所へ。
熊の木彫りが人気だと紹介してくれたお店の近くの本に囚われてしまう。
書肆サイコロさんのブース。

可愛い。見本と販売品との違いも丁寧に説明してくれた
この本は、装丁からずっと素敵だと思っていたもの

あ、靴が汚い💦
Black Fridayのお知らせが来ていたAllbirdsの靴は、セールも魅力だけど、洗濯しなきゃと気付く。

これも素敵ー トルコの国旗のよう

迷いながらも一冊を購入。この間、ユーミンさんのライブに行った人が、今年はいいライブに行く機会が多くて、出費が...と言っていた時に私は本を買う出費が...と返したのを思い出し、
キリがないようにしないと、と苦渋の!決断。

...すぐにこれもいいなぁ、と出会ってしまったり。

タイルも本も、欲しくなるー
この装丁、ずるいー

奥に進む途中に、アート作品。

とてもとても美しい本

と、奥で出会う。来年は他のアーティストの方々と合同で展示会をされるというので、カードを頂く。見に行きたいな。

活版印刷のガチャで。キレイだ。

もう一つの活版印刷のお店の前には遠野の妖怪話しをまとめたZINEのような冊子。遠野のカッパは赤いのだそうですよ、と物語を親切に説明してくれる。来年の干支のカレンダーは、中々縁起が良さそうだった。

さあ。お腹が空いた。ちょっと休憩がてら、上の階でランチを。

ハチミツジャスミンティーレモン入りは、夕暮れの色みたいだった
あ、マフィン。

そういえば、あのマフィン騒ぎはちょっと疑問に思った事があり。あれだけ糸が、とか変な匂いが、とかお店にマフィンが並んでいる時に気づかなかったのかな。あんなに沢山あれば香りがするんじゃないのかな、なんてね。

このヴィーガンマフィンは、ちゃんと明日までと賞味期限のシールが貼ってあったから、大丈夫。

気付くと結構大きな声で、話している内容が聞こえてくる。目をやると、さっきのスタッフさんと同じくらいの女性の二人組。
1人、前髪に、大きなカーラー巻いてるケド?いいのか?

ちょっとびっくり。まぁでも、あんまり混んでないしね。気にしない気にしない。さて、購入したお菓子と本をチェック。

おまけのカステラも楽しみ
トラネコボンボンさんの本 猫と白がテーマに惹かれてしまった

ふと、赤ちゃんの泣き声が聞こえて、さっきのカーラー女性が、デカ!赤ちゃんの声!て、いやアナタもね。

それからひとしきり、化粧品のお話が聞きたくなくても聞こえてくる。
化粧品を試すのに、お母さんで試してるって。カーラーさん(勝手に命名)、面白いな。

後半は目的にしていた本屋さんの場所を確かめて、とマップを見てもInstagramのアカウントにも場所のナンバーを載せていない為に見つからない。どうしようかな、と見つけた別の本屋さんは、この間見たイラストの装丁の本を置いているのを知ったところ。tara booksさんもある!と目的変更して、来た時より混雑がすごくなってきた人の波を縫いながら。

「ON READING」さん到着すると、また日が差して来た

この本屋の女性のスタッフさんが、日差し当たってきて、アチいともう1人のスタッフさんに話して、席を外してしまい。ちょっと寡黙な雰囲気のスタッフさん 店主さんかな、と少し恐る恐る本を手に取って開いたり。

これも気になっていた本
これは、どこで見たかな

ちょっと私には理解に及ばないと思っていたものだったのに、開いて少し見ると、すごく好きな感じで。ゴーギャンや田村一村のイメージもある気がした。どちらも、とても好きなアーティストという事もあるからか。

気に入った短歌のキーホルダーを購入

このキーホルダーには、後ろで恐らくはZ世代だろうなという前髪( ! )の女性達が、ヤバい!短歌のキーホルダーめっちゃ可愛い!迷うー!と食いついている。

…それでもスタッフさんは、静か。
(やっぱり寡黙?)
私はニヤつきながら(怪しい?)だよねー、可愛いよねー。買っちゃえ買っちゃえー。私は迷わず選んだよー。
(心の中のコエ)

こんなの聞いちゃったら、オススメしまくっちゃいたくなるのは営業系のもう、習慣だな。一緒に楽しくなっちゃうんだよね。

そしてtara booksさんを探しながら

目につくままに、こちらのエリアを
和紙のような上に、足跡みたいな
デンマークの本
同じトーンの美しさ
文字の鞄化?どこから、どう読むのか
これはもう、アート
Baggage claim
旅する本棚?
ムーミンの作家さんの本も面白そう

会場内にところ狭し、と海外からの本屋さんが並んでいたので、2回り目に、やっと見つけた。
tara booksさん

さっき購入した本とは、また違う猫
これは、カード。赤になってる。
太陽と月は、一体でも美しいね
take free が聞き取れなくて、May I ?と断りながら、頂く。

夜の木の絵本も、ずっと欲しいと考えているものだけど…また買えなかった。ON READING さんでも予約で受け付けていたよなぁ。無くなっちゃうかなぁ。

海外のエリアは、色々な言語が聞こえて来て楽しかったな、と 出口へ向かいながら、あのイラストを思い出していたら

そうそう。こんな感じ

好きなんだよねー…あら?このイラストでした。ON READINGさんの隣にイラスト集があったのね。さっきは混雑で目に入らなかったんだ。

外に出て、人混みの暑さから解放されて、キッチンカーのエリアで一息。
本当は目的だったUtrechtさんのトートバッグにキーホルダーを着けてみたり。

お気に入りの紫に

帰りは、必需品の買い物の為に渋谷で途中下車して、買い物後のコーヒータイムには活版印刷のお店で頂いたカードと渋谷にもある本屋さんのシールを。

SPBSさんもワークショップ推しが熱心だった。

大きく展開している本屋さんでも、熱意を伝えてくれるところが、意外で驚いたなぁ、と、この席の横には

はい。この話は全て、フィクションです。

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