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【読了と解釈】ODA A UNA ESTRELLA

スペイン語 絵本の会で、以前からとても素敵だと気に入っていた
ELENA ODORIOZOLA さんのイラストの絵本を、ミランフ洋書店さんから初めて購入。スペイン語を読む練習、よりも先に、そのイラストに見惚れてしまい、あと数ページのところで少し置いていたのを、アートブックフェアで海外の多様な本に触れて、読み切ろうと
読了したので、自分なりに解釈を残してみる。

とある方法で星を一つ手に入れた男性
見つからないように、星を運ぶ

でも、どちらにも「目撃者」がいる。
これは、気づいていたけれど、黙っていたんじゃないかな。

1人、部屋の中で星を隠すように

孤独の紛らわせ方を、間違ってしまったよう。

結局 星の輝きを人々に隠しきれず
西の緑の川に、星を放つ。

なぜ、また夜空に放たなかったのだろう。静かな柳の下、ともあるのは、やはり隠しておきたかったという気持ちが出ていると感じる。

放たれた星は、赤い魚達と一緒に行ってしまった。

それでも驚かなかったのは、最初から
隠しきれていないと、わかっていたのかもしれない。と、表紙のイラストは
終わりの始まりのように。
目撃者もいたしね。

わかっていたけれど、やめられなかったんだ

星は、1つでも皆に等しく輝いているという事に、気づくべきだったと思うよ。

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