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鼻からソウニュー

何の話かと言えば胃カメラです(笑)

バリウム検査はとにかく苦手。あのドロっとしたやつを飲むのも、検査台でぐるぐる回らなきゃいけないのも、終わった後のトイレ問題も…すべてにおいて気が重い。

検査台で回って頭の方が下がってる時なんか、両サイドの手すりをギュッと握ってないとずり落ちそうになってヒヤヒヤするし…とキリがない(笑)

そんなわけで数年前からバリウム拒否して、最初から胃カメラ希望してます。有料だけどいいの。お金で解決!だって、もしバリウム検査して再検査になったら結局胃カメラなんだからさ。

去年までは喉に麻酔して口からカメラを入れていた。喉をカメラが通る時にオエー!ってなるので、看護師さんに『身体の力抜いてね〜』と励まされつつも、ウップ…を繰り返す(泣)

涎が溜まってきても飲み込んじゃいけないけどカメラのコードが口の中にあるから、上手く口から滴らせなくて、(この涎をどうしたらいいのー?)と思いながら、そんな時までウップウップ!

そんなわけで今年は思い切って?鼻からに挑戦。鼻の奥がどれくらいの広さなのか全く想像できないし、狭かったら痛そうだしと思って避けていたけど、何事もやってみないとわからないわけで。ドキドキ…

先ずは鼻の奥を広げる液を鼻の穴から注入。その後、鼻の奥と喉の麻酔ゼリーみたいなやつを、鼻の穴から注入して、片方の小鼻を押さえながら吸い込む。しかし勢いよく鼻から吸い込んでもゼリー状の麻酔がなかなか喉まで到達しない。。ずずっ!!頑張って何度か目にやっと喉にゼリーを感じた。そこからはもし唾液が出ても飲み込まず、ティッシュに出すように言われる。麻酔が薄まるからだろうけど、唾液を飲み込まないって意外とストレスなんだね。

さぁ、麻酔が効いたらいよいよ横になって、鼻からカメラ挿入です。『行きますよー』と先生の合図と共にクイクイとコードが入っていく。鼻の奥から喉に向かって降りてくるのが分かったけど、喉で圧迫されることなくスルッと食道まで行ったようだ。あれれ?あのオエーもウップもないまま胃袋を見ている模様。

涎が溜まってきたなぁ…口開けてこのまま垂らしちゃえば良いんだな。口の中にカメラが無いとこんなにも楽に滴らせるのかと発見!ダラダラ〜

時折カメラの角度を変える時に、コードが鼻の軟骨?に押し当てられてるような痛みはあったし、胃を膨らませるために空気を送り込む時の不快感はあったけど、そんな時は、零戦作りに携わっていた人たちが、人の幸せに繋がるモノを作りたいと戦後にあの技術を活かしたのが胃カメラだという話を思い出していた。時は流れ、今は健康管理のために役立っていますよ、と心の中で見知らぬ彼らに感謝していたら検査は終わっていた。

先生が上手だったのかもしれないけど、予想以上に吐き気を感じることなく終わって驚いた。

検査するのも体力勝負
何はともあれ健康第一!

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