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丸投げ企画をまかされて
昨日の夜ふかしの影響を受けたショボショボの目をこすりながら、だるいなぁと思いながらもサボらず学校に行き、学校が終わった後は友だちとしゃべりながら自転車をこぎ、家に帰る。
休日は同じ非リアの男子仲間を集め、中身の少ない財布と相談しながらカラオケに行って歌ってはしゃぐ。
こんな生活をしていた大学生がバイト先ではじめて冬期講習の英語の授業をしてくれ、と頼まれました。
丸投げされる
誰かに教えるなんて経験をしたことがなかったのでとても不安だったのですが、なんだか面白そうだったのでやってやろうと思い、引き受けました。
英語の授業といっても、内容はまったく決まっていなくてとにかく高校2年生に英語の復習っぽい授業をしてほしいということでした。
いわゆる丸投げ状態に近いかと。
意外にもやる気がでる
そんな丸投げ状態の企画でしたが意外にも丸投げされたほうがやる気が出るという事実。
授業なんてしたことがなかったですが、1年前受けていた授業ノートを引き出しの中からひっぱりだし、そこからできそうなことを考えました。
そのあと、バイト先の塾でいつも英語の授業をしている先生から話を聞いて、英語の授業の内容をきちんときめました。
最初にあたった壁
そして作業に取り掛かりました。さいしょに当たった壁は問題作成。ふだんなら市販されている文法書から問題をパクるのが定石ですが、決定した授業の内容に適したやつがぜんぜんなくて、超こまりました。
結局自分で作ることになり、テキストを作っている時間はお金がもらえない中、「これで完璧や!」と自分が納得するテキストを作りました。
いざ、本番
そして、2週間ほど本気で作業をしてテキストを完成させ、授業をしました。
最初はしゃべっていると自分でもわけがわからなくなって「まぁそんなかんじです。」と会話を終わらせる「まぁそんな感じですボット」になってしまい、最悪の幕開けでした。
最悪の始まり方をしたのですが、そのあとなんとか作ったテキストを生かした授業ができるようになり、先日任されていた企画を無事に終えることができました。
おわりに
突然任された丸投げ企画。なんの経験もない大学1年生にこんな仕事を任せてくれる変な塾でバイトをやっているわけですが、企画をうけてよかったと思っています。
自分で企画を考え、仲間に相談し、資料を作り、実行して、修正する。
仕事のスケールはまったく違いますが、気分はまるでプロジェクトリーダー。
まぁほとんど一人で作って一人でやったんですけどね。
社会にでて、この経験が役に立つかはまったくわかりませんが、企画を1から自分で考えて実行する良い経験になりました。
今回の経験を通して、同じ目標に対して誰かといっしょに頑張り、自分はその全面的なサポートをするって良いな、と何やら新しい目標的なものができてしまいました。
実は変な塾はぼくが受験生時代にお世話になった塾なのですが、このへんの話はまた次回しようと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます
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