長男くんが苦手な野菜を克服した時のお話。
唯一の苦手な野菜
うちの長男くんは小さい時から割と野菜が好きでした。
年少さんの時に授業参観で、先生から好きな食べ物を聞かれた時に、「ピーマン🫑です!」と答えたぐらい。(夫婦して知らずに驚いて、晩ごはんで出したところ、本当に食べました。いつの間に…)
茄子🍆や人参🥕など比較的に、子供の苦手な物が好きだったので、自分の小さい時と全然違うなと、思いつつも比べる子もおらず、そんなもんかと受け入れていました。
そんな彼が唯一食べれなかった野菜が胡瓜🥒でした。
"まぁこれに関しては特に困ることも無いし、食べれなければそれはそれかな。"というスタンスでした。
実家の家庭菜園
ちょうどその頃に定年を迎え、アルバイト生活をしていた父は、家庭菜園に力を入れていました。(今では市営の畑を借り、まるで売り物❗️までスキルアップしています。)
家の周りでできる範囲で、ミニトマトや、茄子、ゴーヤ、青葉、胡瓜と色々な物に手を出していました。
僕の長男くんはどぅーさん家でも初孫ということもあり、父も母もそれはもう鼻の下を伸ばして可愛がっていました。
夏のある日家族で実家に顔を出し、昼ご飯を食べ終えた時のことでした。
父が長男くんを抱きかかえ、庭の胡瓜の収穫に連れて行きました。
大好きな祖父に抱っこされながら、ハサミで得意げに胡瓜を収穫する長男くん。部屋に戻ってきて嬉しそうに報告してくれました。
突然の苦手克服
その日の夜、奥さんとモロキュウを作り食べようとした時、不意に長男くんが胡瓜を手に取り食べ始めました。
夫婦で「えっ?大丈夫?」となりますが、ニコニコしつつ「じぃじのお野菜美味しいね😊」と、2人で驚いて顔を見合わせました。
その後父にも報告すると、とても嬉しそうでした。
今でも恩着せがましく、長男くんが食べれるようになったのは俺のおかげ❗️と自慢してきます。
やれやれ…と思いつつも、収穫体験を通して苦手を克服させてくれた父には、心の中で感謝することにします。
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