石垣島での不思議体験

こんにちは。
今日、こんなことがあった。

私は、ほぼ毎日近くにある”桃林寺”というお寺に行っている。
ここはきっと氏神様だろうと思いつつ、
引き寄せられるものを感じて、頻繁に行っている。

今日、桃林寺の前にあるバス停で待っているおばあちゃんに声をかけた。

この、桃林寺の前はタクシーも通過しないし、バスもなかなか来ない。

私がお寺を参拝する際に、このおばあちゃんがタクシーに乗ろうと手を挙げていたところ、そのタクシーは通過して行った・・・。
(たまにあるけど、距離を稼げるかどうかで判断されているのか、完全に「空車」の表示だったので、悲しいね。)

タクシーもバスもなかなか通らないことを知っているので、
私は「どこに行くんですか?」と声をかけると、

そのおばあちゃんは「かねひで」と回答した。
かねひでは、地元のスーパーである。

「送りますよ」と私は伝えたところ、
「本当に〜〜!!!」と20代のような喜び方をしていて、
私は、おばあちゃんをかねひでまで送ることになった。

実は、こういったことは2度目である。
すごく暑い日に、同じバス停で待っているおばあちゃんを見かけた。(別のおばあちゃん)
そのおばあちゃんのときは薬局まで連れて行った。

「あなた、徳を積んでいるわよ」と最後に言ってもらえたことが印象的だった。

話を戻そう。

今回のおばあちゃんをかねひでまで連れて行くとき、
「今日は十六日祭だからね〜。その品物を買いに行きたくて。」と話していた。
同時に「あなた観光の人?乗せてもらったのは初めてだよ。」
というたわいもない話をしていた。

ちなみに・・・十六日祭とは、
2月25日の今日は、旧暦でいう1月16日にあたり、
後生(グソー)の正月といわれ「仏の正月」また「正月祝い」といい、盛大に先祖供養をおこなう日のことである。
※詳しいリンクは最後に。

スーパーのかねひでに到着すると、
十六日祭ということもあって、朝からものすごく混んでいて、駐車場いっぱいだった。

私はかねひでの入り口に車を停めると、
おばあちゃんにお金(らしきもの)を渡されたが、いらないよ、と伝えた。
するとおばあちゃんが
「お兄さん今日忙しい?ちょっと待っててもらえる?」と聞かれたので、待つことにした。

私も十六日祭ってどんなもんなのかなと、スーパーを覗いたらなんだか買いたくなって、
お花やお供え物を買うことにした。

おばあちゃんの買い物は10分くらいじゃ終わらないと思ったので、私も買い、入り口で待っていたのだが、一向に来ない。

スーパーの中を3周くらいぐるぐるしたけどいない。どこにもいない。
タクシー乗り場、バス乗り場見たけどいない。
店員さんにトイレを見てもらったけどいない。

結局、私は一人で帰った。
おばあちゃんは無事なのだろうか。
それだけが心配だ。

今回、おばあちゃんから学んだことは、十六日祭だ。もし今日おばあちゃんに会っていなかったら、私は十六日祭のことを深く知らなかった。
きっと、沖縄の伝統的な行事だよな、くらいに思っていた。
おばあちゃん、ありがとう。
お花とお供え物はお家に飾ってあります。

私はこれからも、
困っている人を見かけたら、手を差し伸べたい。

では、また。


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