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気持ちよく笑う人が周りを元気にする

ふと「気持ちよく笑う」というのは、かなり大事なことなんではないかと思った。

昔、ものすごく「気持ちよく笑う」人がいた。

この「気持ちよく笑う」というニュアンスは伝わるだろうか。その人の笑い方は嫌味もないし、人に不快感も与えない。とにかく気持ちいい。

同じことで笑われても、人によっては嘲笑に受け取ったり、癪に障ったりする人もいるのだろうけど、その人の「笑い方」が、何かトラブルを引き起こすことはないと思う。

笑われた方も気持ちよくなる、そんな笑い方だ。

その人はものすごくゲラだ。なんでもよく笑う。しかも豪快に笑う。慎み深く上品な笑い方ではなく、かなり豪快に本当に楽しそうに笑う。

よく笑う人には人が集まる。火の周りに人が自然に集まるみたいにその人ならどんなことでも笑い飛ばしてくれそうなので、安心感があるんだろうか。いつの間にか人が集まってたりする。

その人はだいたい笑ってるので、その周りの人もニコニコしてることが多い。この人の笑顔は周りの人も明るく元気にさせる。

これはすごい能力だ。人をニコニコさせることができるというのはマネジメントとしてもとても大切なことではないかと思う。

仕事なんだから真剣にやれよ、という人もいるかもしれない。でも、笑いがない張り詰めた空気が満ちてる職場ってすごく疲れると思う。メリハリは必要だけど、でも、僕はできれば笑顔が溢れてる職場のほうがいいなと思ってる。仕事は真剣に楽しくやりたい。

その人は仕事もすごく出来たので、周りからの信頼も高かったのだけど、仮に、不器用だとか、なかなか仕事が覚えられないとか、少し仕事に問題を抱えていたとしても、その人が周りを明るくさせたり、ニコニコさせるような力を持ってたら、それは十分、組織やチームにとっては重要な能力になりえると思う。

逆に、その人本人はバリバリ仕事もできて、能力も高いけど、周りの人を疲弊させたり、後ろ向きにさせるような、そんな言動を取っちゃう人ならどうなんだろうか。どっちの人と仕事がしたいかと考えたら、僕は、不器用でもニコニコ、周りを明るくさせる人と仕事がしたいなと思う。

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