見出し画像

BSで「オズの魔法使い」の4Kリマスター版を観た。
何度か観たはずだけどあらためて観て良かった。
80年前の作品というのが信じられない出来。
細かい内容を語りたいけどひとつだけ。
トト(ドロシーの愛犬)が可愛くて涙出た。
いつも嬉しそうに尻尾振ってみんなと歩く姿が
何と健気で…名演技だわ。

で、ご存知の通りカカシとブリキとライオンは、
魔法使いに「足りないもの」をもらうべく
ドロシーとイエロー・ブリックロードを辿り
エメラルド・シティに向かうわけです。

知恵のないもの(カカシ)はよく喋る。
心のないもの(ブリキ)は優しくない。
勇気のないもの(ライオン)は弱いものをいじめる。
なにか象徴的だね。

でも冒険を経て欠けたものを求める彼らに
オズの魔法使いは言う。
経験から学んだ君たちの中にそれはすでにあるのだと。

経験して、学んで、考え方(見方)を変えて、
求めていたものに気付く。

学びの本質はそこにある。
学歴のなんかのためじゃない。

ディランは「答えは風の中に」というけれど、
風の中で聞こえるのは自分の心の声なのかもね。

この記事が参加している募集

オープン学級通信

映画感想文

少人数の隠れ家的居場所にしたいので、副業しながらなんとか教室を維持しています。サポートいただけたら大変嬉しいです。収入は運営資金として活用いたします。