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はじめまして、渋谷雄大です。

はじめまして。株式会社MOVEDの渋谷雄大(しぶや ゆうだい)です。
はじめて私を知ってくださった方へ、自己紹介をさせていただきます。


「誰もが自己実現できる社会」を実現するために、活動しています。

2015年よりサイボウズ株式会社にてエバンジェリストとして活動し、2018年に株式会社MOVEDを設立しました。サイボウズの社員、そしてMOVEDの社長として、パラレルワーカー(複業)として活動しています。
1986年生まれ。25歳で結婚して、現在は4児(男女男女)の父です。

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実は最初のキャリアは鍼灸師(しんきゅうし)、テニス関係を中心としたスポーツトレーナーとして活動していました。

リモートワークや副業などが、世の中でも少しずつ受け入れられてきていますが、まだまだ実現できている方は少数派。

働き方が制限となり、自己実現を諦めている方も多くいらっしゃいます。
そんな中で、可能性を広げ、スキルを磨き、自分の生きたい道を見つけて進んでいくための力を身につけるための活動をしていきます。

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株式会社MOVED代表取締役、サイボウズ株式会社 エバンジェリスト。
東京メディカルスポーツ専門学校鍼灸科卒業、シドニーで鍼灸師・スポーツトレーナーとして活動。帰国後、独立などを経て、ICTコミュニケーションズ株式会社にてIT業界へとキャリアチェンジ。ITサービスの導入研修や資格試験の設計などを経験。2015年よりサイボウズ株式会社kintoneエバンジェリストとして、年間140回を超えるセミナー・講演活動を担当し、kintoneの認知拡大・ユーザー数増加に貢献。2018年9月株式会社MOVEDを創業し、プレゼンテーション研修やイベント・展示会支援などを展開している。
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stand.fmでも話しているので、ぜひそちらもお聞きください。


私の人生をまとめると、大きく4つに分けられます。

キャリア1:スポーツトレーナー時代

高校時代、テニス部の部長を経験した事をきっかけに、スポーツ選手をサポートするトレーナーという仕事に憧れ、目指すことになります。
トレーナーとしての武器として「鍼灸(しんきゅう)」の国家資格を得るために、専門学校の夜間部に3年間通い、日中はフィットネスジムのパーソナルトレーナーとして働きました。

この3年間は、意識の高い仲間にも恵まれて、徹底的に学び、現場を経験していくことになります。

テニスでの現場を多く経験し、2006年には日本で開催される最上位の大会AIGオープンに、アシスタントトレーナーとして参加。そこで、今でも伝説的なプレーヤーであるスイスのロジャー・フェデラー選手と出会い、海外でチャレンジしたいという想いが芽生え、鍼灸の国家資格合格後、そのままオーストラリアに留学を決意します。


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オーストラリアでは、語学を学びつつ鍼灸師として働きながら、2年間生活しましたが、その中で一番大きな影響を受けたのが、オーストラリアの方々の仕事への向き合い方。「あくまでプライベートが最優先で、仕事はそのための手段。」

仕事は当たり前のように定時で終えて、夕飯は必ず家族とテーブルを囲む。土日は家族でビーチに散歩に出たり、スポーツを楽しんだり。

日本にいた当時は、仕事が人生の全て。そのためにはプライベートも犠牲にして、夢を追い続ける。日本人は仕事を中心に起き過ぎます。

そんな価値観が根付いていた自分には衝撃的で、そこからの人生に大きな影響を与えてくれました。

「本業はプライベート。仕事はあくまでもプライベートを充実させるための手段」

これが、その後の生き方の指針となっています。

ただ、もう一つそこで考えたのが、プライベートを充実させるためには、お金を得る方法、働き方も考え直さないといけないという点。

鍼灸師・トレーナーの仕事は大好きでしたが、その当時の状況では、どうしても拘束時間が多くなる仕事でした。
そこで、時間の切り売りから脱却するためにも新しい働き方を模索する道へと進み始めます。


キャリア2:独立&暗黒時代

滞在ビザも切れるタイミング(お金も尽きたw)で、日本に帰国します。
幸いオーストラリア時代のお客様から、日本に帰ってくるならうちの治療院で働かないか?とお誘いいただき、中野にある鍼灸整骨院で働きはじめます。

患者さんの「ありがとう」がたくさん聞ける仕事です。非常に充実感もあったのですが、ある時「患者さんがお金に見えてしまう」ようになってしまったんです。

そして、この働き方をしている限りは、この日々から抜け出せない。

今思えば、意識の仕方次第ではあるのですが、好きな仕事のはずなのに、お金のためにしているという状態が嫌になりました。

そこで、23歳の時点で独立をして、自分が得意なスキルを活かして、さまざまなビジネスにチャレンジします。
「プライベート予約専門鍼灸サロン」「Skypeセミナー講師」「家電アドバイザー」「iPad講師」

・・・ただ、まぁうまくいかないですよね。
結局ビジネスだけでは生活できず、合間に日雇いバイト。試食販売やヤマト荷物仕分け、EXILEのコンサート会場設営まで、何でもやりました。

深夜勤務、慣れないヘルメットを被って肉体労働をしながら、
いつかこの生活を抜け出す。そしてもう戻ってこないように頑張ろう。そう誓ったのを今でも思い出します。

2011年。そんなある日、iPadのユーザーのコミュニティ会があり、そこのセッションの一つを担当したのです。
その時に、iPadを使ったビジネスを考えていた内野社長に声をかけられ、ICTコミュニケーションズ株式会社に入社することになります。

ここから少しずつ、理想の働き方へと近づいていきます。

ちなみに、このタイミングで、妻と結婚しました。当時25歳。
当時は、無職みたいなものです。こんな私の可能性を信じ続けてくれた妻には、感謝しかありません。


キャリア3:理想の働き方&実績作り時代

ICTコミュニケーションズ株式会社では、当時発売したばかりのiPadのイントラクターを広げるぞ!という事業に取り組みます。
すごく規模が大きそうな社名ですが、メンバーは3名ですw

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認定資格の仕組みを構築し、インストラクター認定・育成の研修をカリキュラム化し、全国のパソコンスクールなどに営業します。
iPadを販売する通信会社とも協業し、文字通り老若男女幅広い方々に、iPadの魅力を伝えまくりました。がむしゃらに働きました。

この当時の経験が、今のエバンジェリストとしてのスキルに活かされていることは間違いありません。

そして、内野社長からは本当に多くのことを学びました。

・どんな時でも家族を第一に考えろ
・安易な値引きはするな、いかに大きく見せて、高く売るかを考えろ
・相手が大企業だとしても萎縮する必要はない、対等に話せ
・35歳を一つのキャリアの山として考え、そこまでに明確な実績を作れ
・自由は良いが、勝手はダメだ (これでたくさん怒られました)

そして、この当時から働き方の管理がまったくありませんでした。
出社する必要もないし、管理も面倒なので、自由に働いて良い。成果を出せば、あとは自己責任。

当時はノマドワーカーと呼ばれていましたが、この当時からカフェなどで働いてました。

稼ぎの面では、少なかったのですが、プライベートを優先して働き方をコントロールするという仕事の仕方をこの時から実現できました。
社会人経験などほとんどない若造に、多くの権限を与えてくれて自由に働く環境を与えてくれました。

転機が訪れたのが2014年。
内野社長のマイクロソフト時代の同僚である、サイボウズの中村龍太さんから、「kintoneという製品の教育をできないか?」とお声がけいただきました。

そこで、サイボウズ製品の研修事業がスタートします。
この事業をメインで担当します。kintoneの成長も相まって、順調に売上も伸ばし、一つの柱に成長していきます。(*今もMOVEDに事業移譲を受けて継続しています)


そして、2014年の末には、サイボウズの中の人として、kintoneのエバンジェリストをお願いしたいとお声がけをいただきました。

こういった経緯で、2015年からサイボウズのkintoneエバンジェリストとしての仕事もスタートしていきます。

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ICTコミュニケーションズとしての研修事業の実績と、サイボウズのエバンジェリストとしての活動実績を軸に、渋谷のキャリアの実績を一つ作り上げることができました。

こうして、独立、株式会社MOVEDの起業へと進んでいきます。

ちなみに実は、3年前ぐらいから独立したいという話はしていたのですが、ダメだと言われてました。当時は反発してたりもしてましたがw

「最大限、渋谷を高く売れる状態にしてから独立させたい」

そういった想いから、渋谷個人としてのちゃんと実績を作れ、と口すっぱくアドバイスしてくれていた内野社長には、感謝しきれません。


キャリア4:自己実現できる社会を広げる時代

2018年9月25日。
約8年間お世話になったICTコミュニケーションズを退職し、株式会社MOVEDを設立します。

過去培ってきた「伝える」というスキルと経験を、多くの方に広げていきたいという想いで、

「MOVED=心を動かす・感動する」という社名にしました。

2019年には、プレゼンテーションデザイナーの吉藤さんと共に、大和書房にて「伝わるプレゼンの法則100」も出版しました。

さらに、2019年から採用をスタートして、今では約30名のメンバーを抱える会社になり、

つたわるプレゼン事業: プレゼン研修・プレゼンマンツーマンコンサル
働き方デザイン事業: 業務改善、IT導入支援、IT顧問

を2軸に事業展開しています。


Twitter採用をして感じた、働きにくい社会の現状

MOVEDでの採用活動の中で感じたのが、「働き方の選択肢の狭さ」です。

2019年2月にTwitterで採用募集を投稿したときに、想像以上の反応をもらえたんです。これが大きなインパクトでした。

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事業内容もそうですが、
「週2以上、複業、リモート可」という条件にも多くの方が希望を持って連絡をくれました。

私としては、あまりサラリーマン的な働き方をしてこなかった人生なので、社会的には想像以上にこういう働き方の選択肢が少ない。

家族、結婚、出産、旅行、趣味
そのためにプライベートが犠牲になっている。

そこから、MOVEDのもう一つの軸として、「生き方・働き方」というキーワードが鮮明に濃くなりました。

MOVEDは、社会実験場だなぁって思います。
フルリモートで、複業推奨で、業務委託契約で。

あくまで目的は、「プライベートをちゃんと優先させられる環境を作る」

その中で、自分の働き方のバランスを自分で作り上げるようにする。
そのために役立つスキルとして、「プレゼン」と「IT」を会社として事業にしていく。

他にも、個人として、自己実現を目指す人たちを応援していく。
その中で、回り回って自分のプライベートも充実していく。

こういった活動を個人的にも今後広げていきたいなと思っています。そういういろいろな働き方を、これからも応援していきます。


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