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【初心者編・金融リテラシー】複利とは

■複利について

・複利は「利息の上に利息が付く」という仕組みです。これはキノコが発生し続けるようなものです。    

 想像してみてください。キノコが一つ発生すると、菌が増加しまた次へと次へと発生し、キノコの集合体はどんどん大きくなりまふ。これが複利の原理です。最初に投資したお金(キノコ)に、利息がつく(菌が付くと)と、次の期間にはその利息も含めた金額に再び利息がつくので、資産がどんどん増えていくわけです。

 この「複利の力」を利用して、長期間にわたり資金を運用すれば、最初は小さく感じる成長でも、時間が経つにつれて資産が大きく増加していくことが理解できると思います。投資は早めに始めるほど、複利の効果を最大限に享受できます。では具体的にどういうことなのか考えていきましょう。

■300万円を年率10%で運用すると将来どれくらいの資金になる?

出典:CASIO https://keisan.casio.jp/exec/system/14288998856258

・答えは10年後に778万円、20年後に2,018万円、30年後に5,234万円です。S&P500のここ30年間の平均年率リターンは11%程度なのであり得ない数字ではないです。

・計算に用いる終価計数は、現時点で保有している資金を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の成果を算出することが可能です。「終価計数」と検索すると入力サイトが出ますので、将来のイメージを持つ為に利用してみて下さい。ただし注意点があります。

✴︎お金を増やす事をゴールにしない

・お金を増やす事をゴールにしている方が非常に多いです。持っていても自身が大きくなるわけではありませんので、目的を持って複利運用を行っていきましょう。10年後に子供が大学だからその資金に、20年後に家族を連れて海外旅行に行きたいからなど、将来必要な資金を逆算して運用を行なっていくことが大切だと考えます。お金は交換手段になるものであり、増えたパロメーターで人に優劣はつかないと考えます。


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