カンブリア宮殿 ジーユー 柚木社長


カンブリア宮殿の感想

柚木社長になってから売り上げが増えている。

その理由を番組を踏まえてまとめました。

柚木社長はユニクロ時代に野菜の新規事業で失敗し約26億の損失を出してしまいました。原因は「お客さまのニーズを正しく理解できていなかった」からです。損失を出してしまったことに対して責任を感じ、柳井社長に辞表を出すも「お金を返してくれ」という言葉をかけられ踏みとどまる。柳井社長の期待から生まれた言葉だそう。後に、柚木さんをジーユーの社長に抜擢する。そこからジーユーの売り上げも右肩上がりに。

野菜事業を失敗を活かし、店舗店員にジーユーの商品が好きかどうかを徹底的に聞く。すると、店員は口をそろえて「好きではない」と答える。どうしてか。ユニクロの安価版で品質が劣っているのに売れる訳がないとのこと。ではどうしたいのか。「安くてオシャレな商品を売りたい」これがヒットし現在のジーユーの好調を支えている。

安くてオシャレな商品を提供するために工夫している点

①工場の生産地を分散させる

定番商品は生産コストの低いバングラデシュなどの東南アジアを中心に。トレンド商品は中国。トレンド商品には運送時間をかけられないから。

②インスタグラムなどSNSでのトレンドチェック

重要なのはトレンドが一般受けするのかどうか。一部のファッショニスタの間だけで終わるトレンドがあるから、その流れをしっかりつかむ商品開発が必要。

まとめ

経営するうえで失敗した者をすぐ見切りつけるのではなく、挑戦した者にはセカンドチャンスを与えることが必要。また挑戦させてもらった者は前回の失敗の原因を明確にし、次回のチャンスに備えておく必要がある。これを体現出来た結果が今のジーユーの好調につながっていると感じた。