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≪Vol.256≫ニューヨーク旅で思う事~外国人と働く~

15年ぶりにニューヨークへ来ました。
大学4年生(22年前)のときにニューヨークへ行かせてもらったのですが、そのときに感じたことは「いつかニューヨークで仕事がしたい」と思いました。
それは今も思っているので、両親に「いつかニューヨークで働く日が来るかもしれないから、一度連れていきたい」ということで今回はニューヨークへ来ています。

自分の仕事が外国人人材及び観光なので、今回の旅は目的は違うとはいえ、すべてのことが勉強になる旅です。

最初に2~3日の感想は、
ニューヨークはあまり昔から変わらないなという印象です。

街並みが昔の感じを残しているからかもしれません。
東京や大阪だと次々と街が開発がされて、未来的な様相ですし、
アジア諸国も割と新しいものが次々と出来るような印象があるので、ニューヨークやヨーロッパの歴史を残す感じとは違うのかもしれません。
※京都なんかは昔のままを活かすという町づくりではないかと思います。

まぁ、それは表面的な話ではありますが、
中のことは働いたり、生活していないのでわからないです。
ただ、いろんな国の人が次々来ているんだろうなと思ったりはします。

話せないのではなくて、知らない

海外に行くと必ず「言語」の問題が発生します。
僕は両親と行っているので、よくわかるのですが、英語はほとんど話せないので、70代の両親にとってはとても2人で海外を旅するのは難しいです。

ただ、父親は海外経験があって「台湾」だと一人でも旅したりします。
実際、住んでいた経験もあるのですが、とはいえ「中国語」が話せるか?と言ったらそんなことはありません。

そこで思うのは、「話せない」こともとても大きな課題ではあるのですが、そもそもその国のこと、生活、文化、ルールなどを「知らない」ってことが一番の障害であるという事を感じます。
確かに、アメリカで言うと多少英語で日常会話が出来れば、分からないことを聞いてしまえばどうにかなることも多いのですが、それって旅行目的の人にとっては結構レベルが高くなってしまって、周りの人に聞くまでのことはそう簡単には出来ませんし、スマホとか、ポケトークでどうにかできるか?といったらそんな気がしない。というのが現実です。


今回、旅をして思うことは、
どこかへ行けるチャンスがあるなら、行ってみて体験することは、行った人にとってはとても大きな財産になるように思いました。

何歳になっても行けるのだけど、やっぱり10代、20代がいいのかな。
これは海外ということだけではなくて、日本国内でも同じだなと思います。

「僕は、何も知らないことだらけなんだな・・・」ということを肌身を持って知らされることになります。

そして、このポイントは僕にとっては一番大事なのですが、
本当は「知らない」から出来ないことを、「話せない」から出来ないという事にしてしまいがちになります。
(日本に来る留学生も同じです。日本語が話せないから、うまくいかないんだ、となります。)

それは「間違っていない」のですが、「話せる」までの道のりはなかなか遠いし、「話せなくても知っていたら出来ること」も結構あることに気づかされるので、やっぱり体験することって大事だなと改めて感じた旅でした。

*日本のじゃんけんで、「最初はグー」って、これって日本人だったら誰でも知っているけど、外国の人だと絶対知らないでしょ。
ちょっと変な例だけど、そんなようなその国のルールが山ほどあるんだなと感じます。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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