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≪Vol.44≫学校に行くって、何なん?

以前まで日本に留学していて、各国に帰ったり、違う国へ行ったメンバーとZoomで対談したりしています。

目的はそっちの国ではコロナはどうですか?
ということなのですが、それぞれの国でいろんな事情があり、日本との違いをいつも感じています。
※またYoutubeでもご紹介します。

昨日はNew Yorkに行っている子と話していたのですが、
ご存知の通りNYは状況が悪いようで、あまり外出はしていない日々が続いているとのことでした。

今回はコロナの話は置いておくのですが、

NYと言えば留学が盛んだと思います。
私も2か月くらい語学留学をしたことがあるのですが、
語学もあれば専門的に学校に行く人、
大学に行く人など様々だと思いますが、
世界中から集まってきているのは間違いありません。

もちろんNYもキャンパスには行けなくて、
オンラインで授業。という話になるのですが、

そうなると、別にNYに居なくてもよくない?となるわけです。
別に自分の国に帰っていても得られるものは同じということになります。

それなのに世界一高い家賃を払って、生活費を払って、オンライン授業を受けることの意味とは何なんだと?

もう、学校なんていらないよ!っていう議論も近年は出始めていますが、
それをモロに考えらされる時期に来ているのかなと思いました。

私は愛媛県の小・中・高を卒業し、東京の大学に行き、アメリカに少し行ったり、というような学業としての経歴がありますが、何かを得るために地元を離れ、都会という場所へ移動しています。

学業/学力だけに焦点を当てると、
この時代においては、愛媛に居ようが、東京にいようが、アメリカに居ようが、先生から得られるものは、どこにいても同じ、となるのですが、
そらそうじゃないかという時代なのでしょうが、
定員というものが必要ないとしたら入試って何なん?ということになり、
卒業って何なん?ということにもなる。

東京大学の○○先生の授業(日本語)を1回1万円払ったら受けれます。
何人でもOKです。
ハーバード大学の○○先生の授業(英語)を1回100ドル払ったら受けれます。何人でもOKです。
となるのは、そう遠くないような気もします。

2点、自分に焦りが芽生えます。

1.地方の学校で受ける授業って何なん?地方って今あるような学校っているんだろうか?
ということが地方出身者としては感じます。

2.日本に留学するって何なん?日本の大学に行くことってどれくらい意味があるのか?
ということを留学生と関わるものとして感じます。

1は教育委員会に考えてもらうとして、
2は自分にとってはよく考えていいテーマだと思っています。

モノ⇒コトに変わっているように、
モノから得られるモノガタリが必要になっている時代です。

わざわざ日本に来てくれている留学生、そしてこれから来るであろう留学生や観光客に、
我々は「夢」を提供しなきゃ、日本に来てよかったとはならないと。
※難しいけど、やらなきゃだよ。

時代の寵児たちが言う「学校いらんやん」。
コロナ時代を経て、驚くほどの変化になりそうな気がしてきた。。。

でも大丈夫。
夢は語れそうです。私。


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