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≪Vol.54≫それぞれの生きる道

コロナウイルスにより、いろんなことが途絶えたり、無くなったり、
変化したり、心配になったり、、

いろいろと気になったり、相手を気に掛けることは多いと思います。

特に外国人と接する機会が多いので、
自分の国ではなく、外国にいる状態で、
こういう不測の事態が起こるというのは本当に不安ではないかと
思いますし、自国の家族も心配していることでしょう。

私も例にもれず、
日本にいると不安ではない?
家族は心配しているんじゃない?

などと、声を掛けることもあります。

もし、自分だったらどうするでしょうか?

私は愛媛県川之江市(現・四国中央市)という街に
生まれ育った実家があり、
ありがたいことに両親も健在ではあるのですが、

東京は感染者が多いから、愛媛に帰ろう!
なるでしょうか?

ならないでしょう。
それは東京でも気を付けていれば死に至るほどの危険がある可能性は
さほど高くないということもありますが、

それよりも
愛媛に帰ったとしても、
何も自分を待受けてくれているものはないわけです。
仕事もなく、あるのは家だけです。
(家族や友人はいますが)

という人は、
日本に住んでいる外国人にもたくさんいるのではないかと思います。
留学生であれば、帰国するという選択肢も普通にあると思いますが、
社会人ともなると、転職先も見つけずに帰国するということは
出来ないものですし、
そもそも自分の国の方が生活環境がよい、
という人ばかりではないわけです。

偶然、私はいまだに家族が元気で、
生まれた実家が変わらない場所にあって、
なんとなくいつでも帰れるような状況なので、
甘えたようなことを言っているだけなのですが、

今すべきことは、
もし不安に思っている人がいたら、
今、その場所で出来ることを手伝ってあげることが一番だと思いますし、
是非、そういう気持ちで声を掛けてあげて欲しいなと思います。

安住の地が、自国(地元)にある人もいれば、
今、この場所が自分の生きていく場所
と思っている人もいる。

私も含め、そうですが、
外国人留学生や社会人の周りの人が
思いやりの声を掛けているのを聞いて、
ふと、そんなことを思った1日でした。

では、BE SAFE!

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