≪Vol.259≫国際都市とは~外国人と働く~
僕の仕事として日本が国際国家、東京が国際都市としていろんな国の人が来て楽しんだり、住んだりできるような場所になったらいいと思っています。
だから、僕が今、日本に住む外国人の皆さんと一緒に仕事をしていると言っても過言ではありません。
ちょうど昨日、取材をしていただいたときに「国際都市ってなんですかね」って話になったときに、それは渋谷(東京)の定義でイイのではとは言ったものの気になっていました。
想像の範疇だったのでよかったのですが、僕で言うと主に③について活動していると言えるでしょう。
そして、③に紐づくと言えば紐づくのですが、僕が思う「国際都市」の考えとして多数の外国人が出入、居住をするとなると、
「日本人とか外国人とか」を普通の社会生活の中では分けなくなるのではないか?という考えがあります。
今は仕事柄ですが、渋谷にいて、
「あの人は欧米人」で「あの人は中国語だから中華系の外国人」で「あの人は韓国人だな」といったこと言ったり、調べたりしています。
これはマーケティングとしてやっていたりするのですが、何となく日本において大都会「渋谷」でも、「あの人は外国人」で「あの人は日本人」といった分けた見方をすることはあるように思います。
コレがなくなる日が来たら「国際都市」なんじゃないの。
と勝手に思ったりしました。
地方と都会とコロナ時代
僕は愛媛の田舎出身者なので、ときどき田舎に帰ると感じるのですが、
田舎だと日本人同士でも「あの人、この辺では見かけないなぁ」という会話があります。
私の実家は寿司屋だから余計にそういう事が分かりやすいのかもしれませんが、田舎って日本人同士でも「ちょっとした違いに対して違和感」を感じたりします。
じゃあ、東京でそんなことがあるか?というとほとんどないでしょう。
住宅街の公園とか行くと「あの奥さん見かけないな」とかはあるかもしれませんが、街にいて「あの人は東京人」で「あの人は地方出身者」といったことを気にすることもありませんし、会社や学校で、あの人は東京生まれで、あの人は大阪生まれで、あの人は九州でと言ったことを見た目で判断することもありません。
といった日本国内で起こっている事を、国際都市の話に置き換えてみることもできます。
東京で今、目の前にいる人がどこの都道府県出身とか関係ある?
って思っている・・・というか、そんなこと気にもしていない状態であり、おそらく多くの人は逆にいろんな都道府県の人が集まっているから、なんだか都会は多様性があり面白いというのが都会にいる人の考えではないかと思います。(都会が正解とか、都会が良いという話ではない)
国際都市になるという事は、きっとそういう感覚ではないかと思っています。
タイトルに「コロナ時代」と書きましたが、コロナ期間中を思い出すと、
日本国内でも「他県への往来禁止」といったことがあったと思います。
日本国内の各都道府県、各自治体それぞれが鎖国をしているような活動です。
他県、他市町村には変なウイルスがいるかもしれないから、ウチの町には入ってくるな!って活動があったように、パンデミックなことが起こると、ココで言う「国際都市」といったような活動と真逆のことが行われたりする国民性ではあります。(価値観だから悪いわけではない)
今回の記事では「僕が思う国際都市の基準」として、
あの人は「外国人」とか「日本人」とか気にしなくなったら、その都市が国際都市と言えるのではないか。という僕の見解でした。
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