2020年よ、ありがとう。
いや、まだ終わってねーよ。
はい、分かってますよ。
2020年12月28日20:10@✈️
あと数日で今年が終わる。激動の一年が。
はじめに
激動の一年。まさに言葉通り、激動だった。
20歳という節目を迎え、コロナという強敵が現れ、踠き続けた2020年が終わろうとしている。
あっという間だったといえばその通りだが、もう2020年は2度と来ないので、備忘録として書こうと思う。果たして機内での睡魔に打ち勝ち、最後まで書けるのだろうか。
題して、
「岩城雄大にとっての、今年の漢字三選」
「普通ひとつだろ!」と思った人もいるかもしれないが、3つにさせてください。それくらい、今年は充実していた。
「逢」
今年は本当に多くの “出「逢」い“ があった。人だけでなく、言葉、本、価値観...。コロナの影響で、対面の出逢いは、かなり減った。
しかし、時代の発展のおかげで、場所を選ばず人と話すことができた。誰が一年前に、「zoom」や「オンライン面接」などのワードを想像しただろうか。
私は、現在関学サッカー部に所属している。もちろん、この組織にも素敵な出逢いがある。
ただ、意識的に「外」とも関わりを持たなければ、関学サッカー部という狭い箱しか知らない人間になる。箱がデカければデカいほど、自分の選択肢や可能性が広がると思っている。
だからこそ、体育会学生本部という体育会の統括機関みたいな組織にも入ったし、いわゆる「就活イベント」的なものにも参加した。後者に関しては、「就活」というよりは、「出逢い」を求めて参加しまくった。
そして、そこで出逢う多くの大人の言葉や価値観が、容赦なく自分をブラしてきた。自分の色が変わることもあった。
その度に、自分が磨かれていく感覚がして、言語化が難しいが、なんとなく心地良かった。出逢いによって、「変わっていく自分」を楽しみながら、そして、「これだけは譲れない」という芯を持つことができたと思う。
今までを振り返っても、本当に「出逢い」に恵まれているような気がする。以前までは、環境は自分で変えることはできないし、出逢いなんて運だと思っていた。
ただ、両親の「出逢いは自分で引き寄せるもの」という言葉を聞き、自分次第だなぁと思った。だからこそ、もっと自分を磨いて、多くの「出逢い」を引き寄せていきたいと感じる。
「気」
先ほどの「逢」と似た部分はあるが、今年は色んなことに “「気」づく” ことができた。
これも、「出逢い」があったからである。新しい自分、弱い自分、なりたい自分。まだまだ未発見な自分もいるが、この気づきは自分を成長させてくれた。
もし「価値観とは?」と聞かれたら、「自分の好き嫌い」と答えるだろう。
解釈の仕方は、人それぞれなので、自分なりの「価値観とは」を問うていただきたい。価値観と聞くと、哲学っぽくて抽象的なワードだが、自分は「好き嫌い」と解釈している。
自分の「好き嫌い」に気づくことができて、言語化できた時、はじめて「価値観」が形成されるのではないだろうか。
今年1年間を通じて、色んな「気づき」があった。時には、目を背けたくなる気づきもあったが、この気づきが弱い自分をなりたい自分へと導いてくれると自己暗示をかけて、乗り越えてきた。
なりたい自分。それは、
「気づける人間になり、気づきを与えられる人間になる」ことだ。ここに気づけただけでも、この一年間は、自分にとって大きな成長だと感じる。
「決」
“「決」断 ”
この一年間で、ひとつあることを決断した。
それは、
「サッカープレイヤーを辞める」ことである。
「おいおい、いわきどうした、まじかよ」と聞こえたような気がするが、一旦置いとくとしよう。
誤解のないように言い換えると、関学サッカー部を辞めるのではなく、「学生スタッフ」という立場に変わる。関学サッカー部では、学生スタッフのことを「コンダクター」と言うので、以下「コンダクター」で。
ではなぜ、コンダクターになろうと思ったのか。それは、「プレイヤーの自分が想像できて、コンダクターの自分が想像できなかった」からである。
これに尽きる。
コンダクターが練習することはない。もちろん試合に出ることもない。じゃあ何するんと言われれば、簡潔にまとめるのが難しいが、選手の「お手伝いさん」ではないことは確かである。
少し前に戻ると、「プレイヤーの自分が想像できた」と書いた。
もちろん、残りの2年間の大学サッカーで、飛躍的に化けて、プロから声がかかることもあるかもしれない。はたまた大怪我をして、プレーできない日々が続くかもしれない。
これらのあらゆる可能性を踏まえた上で、2年後の自分を何となく想像することができた。
そして、「コンダクターの自分」である。全く想像できない。今までやったこともないし、考えたこともない「サッカーへの関わり方」だから、そこで「何を想ってどんな行動をするのか」が本当に未知数である。
いや、だからこそ面白いじゃないか。これが、正直な気持ちだ。もちろん、「サッカーやりてえなぁ」とか「試合出たいなぁ」と思う自分と葛藤することは分かっている。
最初は、できないことの方が多いだろう。
でも、コンダクターの岩城雄大としてできること、やりたいこと、そして周りから求められていることに熱量を注ぐ2年間は、プレイヤーとしての2年間とは全く別の景色が見られると確信している。ここに、自分にとっての大学サッカーの価値がある。
とはいえ、まだ何も成し遂げていない。ただ、立場が変わるだけである。決してこの決断に満足しないように、来シーズンは活動していきたい。
そして、卒業する時に、自分が「コンダクターやって良かったな」と、同期から「いわきがコンダクターをやって良かったよ」と言われる日まで、ひたすら愚直に走り続けることここに誓います。
おわりに
いつもの悪い癖で、書いていると想いが募り、長くなってしまうのをどうにかしたいです。もうすぐで着陸するみたいなので、この辺にしときます。
こうやって、「振り返る」って大事だなぁと改めて感じます。「考える」だけでも十分ですが、「書く」ことで更にクリアになる気がするので、是非皆さんも「あなたにとっての、今年の漢字三選」で振り返ってみてください。
過去は消えず、未来は読めず、不安は付きまとうが、2020年よ、ありがとう。
それでは、良いお年を👋
#2020年を振り返って
#大学スポーツ
#大学サッカー
#備忘録
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