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ケニアで最初のコロナウイルス感染者が確認 2020/03/13

昨日、ケニアで初めて新型コロナウイルスに感染した人が確認されました。

感染者はアメリカからロンドン経由で帰国した27歳のケニア人女性で、容態は安定しているようです。

ただ帰国した3月5日から12日までの行動状況はまだ明らかになっていません。

東アフリカ地域では最初の感染者でしたが、同日に隣国エチオピアでエチオピアに出張中の日本人がコロナウイルスに感染したと発表されました。

徐々にアフリカ諸国にもコロナウイルス感染者が出てきており、今後さらに増えていくことが考えられます。

ケニア政府は手洗いうがいの徹底や握手を控えるように呼びかけています。

また、ケニア陸上競技連盟は12日、選手に対して1ヵ月間国外への大会参加を取りやめると発表しました。

ケニアはアフリカの他の国に比べてコロナウイルスへの対策は迅速でした。

中国からの直行便を早急に停止し、空港でケニア人、外国人を問わず、全ての入国者に対して発熱等があるか否かの検査、また発熱があった場合はナイロビ市内の病院に隔離措置を行うなどしています。

そういった対策は2014年に西アフリカで流行したエボラ出血熱の経験により感染症対策の基盤ができていました。

しかし、このような対策をしていた中でコロナウイルス感染者が確認され、まだまだ対策が不十分な面もあるのだと思います。

これからさらに感染者が確認されていくと衛生環境などから一気に広がることが考えられます。

医療も十分整っている訳ではないですし、ウイルスをもらいそうな状況は日常生活の中でたくさんあります。

今、僕ができることは手洗いうがいの徹底、免疫を落とさないように睡眠をしっかり取ることや事前にウイルスをもらいそうな状況を予測して回避すること。また、日本大使館から送られてくる情報を随時確認して何かあればすぐに対応することです。

世界中で今は大変な状況になっていますが、自分ができることを行い、自分ではどうにもならないことへは変に臆病にならず、元の生活に戻れることを信じて前向きな気持ちで過ごしていくしかないと思います。


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