見出し画像

専業主婦ではありません。母親は最高人事責任者であり「女帝」です。

パートナーシップを豊かにし、
それぞれの家庭の形を輝かせ、
世界を平和にする。

「現代版あげまんのすゝめ」
提唱家・作家の、古川裕子です。



前回の記事で、専業主婦について書きました。
それをキッカケに
夫と「専業主婦」について話しました。


私は現時点では
収入を得る仕事はしていませんので、
世間的には「専業主婦」となりますが、

夫と話しながら、
私には「いわゆる専業主婦」という意識が
ないことに気が付きました。

これは豊かさに通じるマインドだと思いましたので
こちらにシェアします。

興味のある方、
こちらのマインドを、ぜひ持って行ってください。

マインドをコピーするのは無料ですし、
こういったブログからもエッセンスを持ち出すことは、可能だと思います。



親だからこそできること

結論から言いますと、
いわゆる専業主婦の分野の「家事と育児」に関しては、
「家事」はそんなに重要ではなく、
「育児」の方がより重要であると考えました。


もっと言うと、
育児の中でも「お世話」と呼ばれるもの、

オムツを変えたり、
食事の介助をしたり、
着替えを手伝ったり、
学校に行く準備を手伝ったり
勉強を見たりするのは誰でも良くて、

育児においてお母さんがやることで
最も重要なことは
「子供達の心を育てること」だと思いました。


お気付きかもしれませんが、
「お世話」はシッターさんでもやれることだし、
「家事」はメイドさんでもやれる。

これらは「親じゃなくてもできる」
つまり、アウトソースできることです。


だけど、

私たち両親の生きる哲学を教える、
価値観を伝える、
日々の子供を観察し、小さな変化に気付く、
子供の心の奥に気づこうとする、

これらは「親だからこそ」できること
です。



なので私は、
「子供達の心を育てること」により注力し、
わたしの能力を最大限に発揮できるように
「家事」はアウトソースすることにしました。


わたしの家事事情

「家事」と言ってもたくさんありますし
毎日やる家事もあります。
以下に私の家事事情を書きます。

サンプルとして参考にする方はどうぞ。
それ以外の方は、長いのでスルーして下さい。


私は家事の中でも、
掃除を家事代行を使ってアウトソースしています。

炊事は好きなものを食べたいので、
自分で作ります。

片付けは食洗機、
家族全員が毎日家にいる我が家では、
食洗機は1日2回使います。

それを、
1回目(昼)は私、
2回目(夜)は夫が回します。

洗濯は
乾燥にガス乾燥機の乾太くんを使っています。
干す手間を省き、畳むだけやります。
洗濯物畳みは好きな家事です。


なので私の家事は、
1. ご飯を作ることと、
2. 洗濯機を回し、乾太くんに入れ、畳むこと
3. 食洗機を回すこと(1日1回)
4. 猫のご飯を入れること、トイレ掃除

この4つくらいです。

ご飯はデリバリーも利用するし
我が家は豪華な夕飯をしないので
ちゃんとした料理らしい料理をしないことも多いです。
卵かけご飯も、美味しいですもんね。


「やると決めた家事」と
「心を育てる育児」のチカラ配分

そこで、やめると決めた家事以外の力は、

80%は子供たちのこと、
20%はわたしのことで、
最近までやっていました。

しかし、
そんなに子供に比重を置く必要がないと
最近になって考え始めました。


我が家の子供達は個性派で、
長男は学校に行かない生活(不登校)を選び、
次男も幼稚園に行きたくないと言うようになりました。

そこで、
子供達のことを構おうと思えば、
子供達はずっと家にいるし、
いくらでも構える状況になりましたが、

これだけ意志のある、私の息子達のことです。

「家で過ごす時間を学校のように」しても…
例えば、家で勉強をしたり、
スケジュールを細かく決めたり。

そんな生活も、
彼らの望むことでもないというか、
本当に彼らのためになるかな?
と気付きました。

自由遊びの中でこそ、
気付く「自律」があると思ったのです。

反対に、彼らが望むことは、
お母さんが心から笑っていること、
イキイキと毎日を過ごしていること。

そしてなにより、
私が私を生きることが
彼らが彼ら自身を生きることに繋がる。

結果的に一番良い
「子供の心育て」になるのだ、と気付きました。

そこで私は、
これまでの時間の比重を見直し、
私の時間90%、子供との時間10%くらいで
今では過ごしています。

最近始めたばかりなので、
効果測定中です。


妻が女帝なら、夫は皇帝になれる。

以上のような自分自身の考えの進化を
我が家では夫と共有し、
深め合っています。


わたしは良く育児について研究しますし、
わたしは今後こう生きようと思う、
それはきっと家族にもこう影響するだろう、

という話も、よく夫にします。

なので、夫曰く、

家庭における「お母さん」とは、
家庭内のCHRO(最高人事責任者)であり、
「古川国」いう国の女王。
ちなにCEO(最高経営責任者)は夫。
「古川国」という国の国王。

だそうです。

よく「お母さんはお姫様でいていい」と言いますが、
姫はね、娘さんです。
王子なら、息子さんのことです。


私も自分のことを姫でいよう♡
なんて思ってたことが過去にありますが、

「誰かに幸せにしてもらうお姫様」
なんて、物足りないです。

わたしたち「お母さん」は、
自分から幸せを掴み取りに行き、
幸せな帝国を築くリーダー的女王であり、
女帝なのです。


妻が女帝意識になり、
夫を皇帝として扱えば、
夫は皇帝のように稼いでくれるようになります。

(皇帝と召使の関係ではないですよ。
 あくまで一緒に国を回す女帝として、
 彼を皇帝にするのです。
 ここで自分を召使にしてしまうのは、
 昭和のあげまんですので、お間違いなく。)

わたしが「お姫様のように」
誰かに幸せにしてもらう意識でいた頃よりも

「わたしは自分で自分と家族を幸せにしよう」
女王、女帝の意識に気付いてから、

マイホームも手に入りましたし
将来への構想も、
お互いにより大きなビジョンを語り合うようになりました。


わたし自身も、
夫がこれだけ稼いでいるのだから、
わたしにもやれるんじゃないか?と、
女帝として、皇帝から良い影響をもらっていますし、

経営経験の豊富な皇帝は、
女帝にとっての良きアドバイザーでもあります。

手前味噌ではありますが、
このようにして
「高め合う夫婦関係」というのは
できるのだなと感じています。


現代版あげまんのメンタル、
そのエッセンスが伝わりましたでしょうか?

誰かに幸せにしてもらう
「お姫様思考」ではなく、

自分で幸せを掴みに行くという
「女帝的思考」でいきましょう。

私の幸せを私が作るから、
家族も幸せにできるのですから。


ご質問、ご感想、
あれば是非コメント欄にどうぞ。

お待ちしております。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?