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深海の変換器

今日は制作をお休みして、抽象画を描き始めた頃の作品をお蔵出し。2ヶ月半前かな? 相変わらず海というモチーフが好きだったみたいです。

■ 今日の1枚

深海の変換器 2022.7.9

初期の絵は割と彩度高め。多分レイヤーモード「ハードミックス」にハマっていたのだと思います。ビビッド。今は彩度の低い色をどうやって調和させるかに注力しているので、逆に新鮮な気もします。

タイトルは制作当時に付けたもの。結構気に入っています。

制作時間は10分。この頃はiPadの画面サイズで絵を描いていたので、最近の絵と比べると若干縦長です。

■ CDジャケットにしてみた

Depth

シンセめっちゃ使ってる電子音楽っぽいジャケ! 電子音楽で深海って面白そう。声も入れたいけど私の声って空気っぽいニュアンスあるから合わないかな〜どうだろう。潜水艦のイメージならいけるかな。

夜に潜る魚

日本語タイトルなら歌モノもいけそう。水っぽいピアノを使って低音のアルペジオを使ったりして。英字と日本語でかなり画面から受ける印象がかなり違うのが不思議。

英字だとそれぞれの色がどことなく具象の描写に見えて、日本語だと全てが反転した「裏側」の物事に見える。奥行き(レイヤー)が一段階増える感じ。

これは私の母国語が日本語だからそう感じるのだろうか。フォントの問題もありそうだけど。ゴシック体と明朝体の違い。

■ 文庫本の表紙にしてみた

『夜に潜る魚』

これはこれでかっこいいな。白字が絶妙に背景と干渉してて潜ってる感ある。タイトルの背景に微妙に発光する横線が入っているのも良い。紫やピンクがなかなか効いてます。

本の内容は水族館ミステリで、毎晩1匹ずつ消える魚を追って先生と小西坂くんが閉館後の水族館で調査をする話とか面白そう。

 施設中央にある大水槽のガラスをつつきながら、助手は口を尖らせる。

「でも、どの魚が消えたかなんて俺たちにはわからないじゃないですか」
「わかりますよ。飼育リストには目を通しましたし、昼のうちに全ての水槽にいる魚の数も確認しました」
「ええっ!? ここにある水槽全部ですか……?」
「はい」

 水槽にもたれかかった助手が、今度は口をあんぐりと開けて探偵の顔を見る。ちょうど、背後で泳いでいるマンボウのように。

「……先生って凄い人なんですね」
「それほどでもありませんよ」
『夜に潜る魚』

あ〜〜〜〜〜〜読みたい!!! 読みたいなぁ寸劇探偵の小説!!!!!!
あまりに読みたすぎて取り乱してしまいました。すみません。

こういうところで先生の常軌を逸したハイスペック探偵ぶりが活躍するといいなあと思いました。

事件解決後のオチで、依頼料は交通費と2人分の年パスと館内での食事代と、水族館のお土産スイーツ『いるか焼き』1年分で手を打っていたことが発覚し「また赤字じゃないですか!」と小西坂くんに怒られる先生。

オチでいつも先生が依頼料をB級グルメやスイーツに変えてしまう流れが最高ですね……(捏造される過去作の記憶)

■ おわりに

今日は体調がなかなか安定しなくてぼんやりしてました。食べたら食べた分だけダメージがある……!笑

明日はもうちょっと楽に過ごせると嬉しいな〜。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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