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好きを取り戻す作業

ファンタジーお題ガチャコンピの発表が終わり一気に肩の力が抜けました。相当な緊張感をもって製作に臨んでいたのだなと思いました。

いいものを作らねばという気持ちが強すぎて、作業も何もかもやりすぎてしまったんですよね……時間の使い方も精神の使い方も異常だった。

でも、今できることは全てしたと思っているので満足です。特設サイトのガチャやブックレットやボーナストラックなど、音楽以外の部分でも私の思いつきに付き合ってくださった方々がいたことにもとても感謝しています。

参加者の皆さま、ありがとうございました!

■ 制作のリハビリ

というわけで、ここのところコンピのことしか考えられない状態になっていたので、そろそろ自分の制作に戻りたいと思うようになりました。

絵も音楽も思うようにできず凄くナーバスになっていたので、絵を描いたり曲を作ったりして少しずつ自分の「好き」を取り戻す作業を始めています。

手始めにこないだ描いた聖騎士シリーズ俳優パロの副田烓吾くんを、髪型をもう少しデイルズに寄せたらどうなるのかなと思って加筆してみました。

まとめ髪

うん、しっくりくる。かっこいい。
髪は完全な黒髪で赤メッシュなし、サイドの刈り上げもないので正確にはデイルズの髪型ではないのですが、それがまた嫌味じゃない程度のファンサでいいな〜と思います。

普段の副田くんは平行眉のやや垂れ目なので、デイルズを演じるときはメイクで眉山を出したり吊り目っぽいアイラインを引いてもらったりしています。俳優さんって凄いね。沼だわ。※すべて妄想です

ちなみに前回の副田くんはこっち。

幼少デイルズの髪型に近い

いや〜顔がいい。俳優さんだ〜って感じですね。これはこれで好き。老若男女に愛されていそうでよい。一般人から副田烓吾ってフルネームで呼ばれててほしい。芸能人っぽく。

今回加筆していて、「こうしたらどうなるんだろう?」という好奇心で描き始めたイラストは失敗とか成功とか通り越して満足度が高いということに気づきました。

結果がわかって好奇心が満たされるというか。結果が出ること自体がご褒美になる感覚があります。自分の場合、絵を描くときに必ず何らかの実験を兼ねるようにすると良いのかもしれないです。

■ 音楽もリハビリ中

とても久しぶりに、短い曲を仕上げてTwitterに公開しました。ピアノとLo-Fiっぽいビートにシンセパッドと声を乗せたシンプルな曲です。

アンドロイド×ディストピアシリーズとしてはなんと半年ぶりの投稿でした。音楽を作っていないと本当に月日があっという間ですね……。

私は音楽に関してリファレンス(お手本)を持つのがどうも苦手で、Lo-Fi Hip Hopっぽいビートを作りたければ参考作品で勉強すればいいのに、今回もその工程をすっ飛ばして感覚でしっくりくる音の並びを探してリズムトラックを打ち込みました。

結果、Lo-Fi Hip Hopとして聴くとあんまり上手くできたとは言えませんが、アンドロイド×ディストピアシリーズとしてはとても気に入る曲ができました。インダストリアルCHILLとか、無機物CHILLみたいなジャンルで呼ばれると上手くハマるかもと思っています。

■ Lo-Fi Hip Hopが難しいって話

私がLo-Fi Hip Hopに感じているあの有機的な感じ、生身の人間の肉体や意識パターンのようなもののイメージが、どうしても出ないんですよね。私が無機物が好きすぎるせいもあるかと思いますが。

Lo-Fi Hip Hopは生きた人間の営みっぽい手触りの心理描写なのに対して、私がやっているのは廃墟とか人がほとんどいなくなった後の世界の情景描写という体感です。

もう少し足掛かりになるような要素が見つけられたらいいなと思っています。温度感あたりな気がするな。私の住んでいる地域はまだたまに暖房をつけるくらい寒いので、なかなかあの生ぬるい感じをイメージできずにいます。

■ おわりに

あんまりこういうことを文字に起こすと理屈っぽい奴とか頭だけ動かして手を動かさない奴と思われるんじゃないかと心配になったりするんですが、最近ようやく「自分が次にストレスなく行動するために文字起こしが必要なんだ」ということに気付きました。

あくまで自分の場合。自分限定ルール。

でも、自分が健やかに生きていけるなら自分ルールなんていくつ作ったっていいじゃないですか。最近はそんな風に考えるようになりました。心の中まで他人からいちいち取り締まられたりしないんです。

やっかいなこだわりも、弱い体も、人のために使いにくい尖りまくりのスキルも、全部まるっと愛して生きていきたいですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!


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