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俳優パロの話

久しぶりにイラストを描きました。
聖騎士シリーズの俳優パロより、デイルズ役の副田烓吾くんの落書きです。

舞台挨拶風

■俳優パロとは

俳優パロとは、自分の創作キャラクターを演じている役者が存在するという設定のセルフパロディ。
中の人パロとも。

聖騎士シリーズの本編があまりに暗くて書き進めるのがしんどくなってきたので、メタ的な話として『聖騎士シリーズはフィクションであり、それぞれのキャラクターを演じている俳優(中の人)が存在する』という二重構造にしたんですよね。

つまり、俳優パロと言いつつも、聖騎士シリーズそのものが俳優パロ世界の作中作という構造です。

頭がこんがらかってきた方もいることでしょう。

■ デイルズ役、副田烓吾

今回描いた副田烓吾(ふくだけいご)くんは、聖騎士シリーズのキャラクター、デイルズ役の俳優さんという設定です。

デイルズは20歳のキャラクターですが、烓吾くんは撮影当時22歳だったという誰が得するのかもわからない裏設定付き。

このイラストを友人に見てもらったら「原作ファンも納得の配役」という返事がきて笑ってしまいました。一体何を言っているんだ、私たちは……。

■ 烓吾くん俳優エピソード

烓吾くんについては最近作ったTwitterの自分用コミュニティで日々書き散らしています。

最近のお気に入りはこれ。

俳優パロなので、同じデイルズというキャラクターでも幼少期の子役と青年役の俳優が違います

ちなみに王島さんというのは聖騎士シリーズの第一王子ゲテルギウス役の俳優、王島輝之仁さんという設定です。他にもグリス役の栗栖倫ノ介、ルカリス役の黒木留歌さんなんかもいます。

倫ノ介くんと王島さんについては、一度ぬまらじというラジオ風寸劇に出てもらったので知っている方もいるかもしれません。

■ リアル系の絵柄の良さ

今回の絵を描きながら、自分は昔からリアル系のイラストが好きで、絵描きさんが描く洋画の感想イラストみたいなリアル系の絵柄に憧れていたことを思い出しました。

自分が直感的に美しいと感じるプロポーションって、どちらかというと2次元よりも現実世界の人間のプロポーションに近いものなのですよね。

漫画家さんだと小畑健さんや八木教広さんやイナベカズさんや藤本タツキさん、ゲーム作品だとニーアオートマタのキャラクターたちや、デトロイトビカムヒューマンのキャラクターたちなど。

デトロイトのほうは現実の俳優さんが演じたものをモーションキャプチャで顔の造形ごとCGに落とし込んでいる感じだったので、プロポーションがリアルで当たり前なのですが。

聖騎士シリーズもあんな風にかっこいいカメラワークでゲーム化されたい!!

■ まとめ

ここ1週間ずっと描きたかった舞台挨拶イラストなので、落書きではありますが描けてよかったなあと思います。

ここのところ絵からも音楽からも離れがちだったので、1枚だけでも描けたことにホッとしました。

昨今SNSの縦長画面にキャラクターの顔を大きく入れる絵が流行っている感じがしますが、本来自分は人体のプロポーションや全体感、シルエットなどに美しさを感じる人間だった気がしています。

また人物モデルのクロッキー練習を始めてみようかなと思ったりしました。

俳優パロについても、今までとはまったく違う新しい推し活の形を発見してしまった感じがして……自分は本当に自分の創作キャラが好きなんだなと実感しています。何より楽しい! 楽しいが一番!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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