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アーユルヴェーダ的セルフケアで心地いい1日を過ごす方法

こんにちはyucoです。最近は暖かな日も増えて、春らしさを感じますね!今年に入りアーユルヴェーダを学び始めてから、実際に生活の中に取り入れて生活を送ってきました。
2021年2月からスタートし約1ヶ月間。面白いように体に変化が起こり、3日坊主の私が楽しみながら続けることができています。
皆さんは日々の生活の中で、体調の不調や心の浮き沈みを感じることはありますか?今日は朝から体が重いなーとか、些細な一言で心がモヤモヤ、ちょっとしたことでイライラしてしまうなど、これを読んでくれている人の中には「うんうん。」と頷いてしまった人もいるのではないでしょうか。
実際に私の体に起きた変化と、すぐに実践できるアーユルヴェーダ生活をお話していきます。
皆さんも、調和とバランスがとれた自分自身が心地いいと思える体や心の状態に整えていきませんか?

現代に必要なアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダと聞いたことはあっても、よく分からないと言う人も多いと思うので簡単に説明します。
AyurvedaとはAyus(生命)+Veda(科学)=「生命科学」
つまり、病気を予防し健康に生きる為の生活の知恵なんです。知恵なら知っていて損はないですよね!
現代は未病が多く、体や心に何かしらの不調を抱えている人も少なくないと思います。これは色々な原因がありますが、私たちのこの不調和を取り除くことのできる知恵でもあるアーユルヴェーダ。
生活に取り入れやすい健康法を使って、一人一人がもっと自分の体や心を知ることが大事です。

Dinacharya  〜理想的な1日の過ごし方〜

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アーユルヴェーダにはDinacharya(ディナチャリヤ)と呼ばれる理想的な1日の過ごし方があります。
Din(一日)+Acarya(行動)
自然と調和し、バランスの取れた心身の健康を作ること。
ライフスタイル = 生活だけではなく、本当の意味で自分の人生に目を向けること。その健康に欠かせない4つの柱が「食事、ライフスタイル、睡眠、エネルギーコントロール」です。

私は今まで、寝る時間は深夜1過ぎ。寝る直前までスマホを見て過ごしていたので、寝つきも悪く睡眠の質が低かった様に思います。
その為、朝は目覚ましが何度も鳴り響いているのになかなか起きれず、1度目が覚めても2度寝をしてしまい家をでるギリギリの時間に起床。
慌てて準備するので、落ち着きがなくいつも焦って集中力も続かないという様な生活スタイルでした。

私は、アーユルヴェーダを学び初めてから実際に取り入れた5つのセルフケアで睡眠の質が格段に上がり朝決まった時間に起きられる様になりました。
毎朝5時50分頃に目が覚めて、夜は23時には就寝するという生活に変化。今まで、ずっと乱れた生活スタイルを送っていた私を間近に見ていた家族はとても驚いています。


私が取り入れた5つのセルフケア

アーユルヴェーダには浄化法という、いくつかのセルフケアがあります。
・舌磨き
・鼻うがい
・オイルプティング
・オイル点鼻
・アビヤンガ(オイルマッサージ)
など、他にも色々な方法があります。
自分の生活が心地よいものになる様「継続していくこと」を基準に、自分が興味を持ったことから始めてみました。

①舌磨き
これはアーユルヴェーダの健康法の一つで、自分の体をチェックすることができるツールです。
朝起きて自分の舌を見たことはありますか?舌が白っぽくなっていることはありませんか?
実はこの白いのは、アーマと言われる未消化物。前日に食べたのもがうまく消化できず、舌まで上がってきたものなんです。細菌も多く潜んでる老廃物なのでまずは朝一で「舌磨き」を取り入れました。

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舌磨き用にタンスクレーパーを使い上から下に向かって3回くらい白くなってる部分を優しくこそげとる。口臭予防にもなるし、私は味覚の感じ方も変わってきました。素材そのものの味がしっかりと感じられるようになってきたので過度な味付けをしなくなりました。何より朝これをするととてもスッキリします。
毎朝舌をチェックするようになり、自分の体の状態を知るようになったので食べ物や食べる時間、生活環境に気をつけて過ごせるようになりました。今や、欠かせない朝の日課の一つです。


②白湯を飲む
朝一、冷蔵庫から出した冷たい水を飲むという人も多いのではないでしょうか?私は今までそうでした。しかし朝、胃がまだ空っぽの状態で冷たい水を飲むのは寝起きに冷水を頭からかけられて起こされる様なもの。これって自分がされたらビックリしますよね!
白湯を飲むことで胃や腸など内臓機能に「朝だよー!今日も一日活動よろしくねー!」とお知らせする事ができるのです。白湯を飲む事で、腸の動きも活性化され老廃物が排出されやすくなる効果も◎

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ギーを白湯に入れて飲むのもオススメです。ギーは無塩バターを加熱することで不純物を取り除いた、100%純粋なオイル。消化力をあげたり、免疫力を高めたり1000の効果を持つ万能オイルと言われています。私は、前日食べ過ぎて調子が出ない日や、今日は昼は外食になるし消化力高めておきたいなという日にはギーを入れた白湯を飲む様にしています。白湯のおかげか、今まで便秘がちで不定期だったトイレタイムも今では毎朝出るようになりました!


③瞑想
瞑想には少し苦手意識があり、今まであまりやってこなかったのですが、Motherのスクールがスタートしてから毎朝やる様になりました。
まだ瞑想の持つよさを最大限に体感するまでには至ってないのですが、心地いい声のガイドを聞いて30分間自分の内側に目を向けて静かに過ごす。こんなに丁寧に時間を過ごすことって普段生活しているとなかなかないんですよね。
呼吸に目を向ける事で、外側へ向きやすかった意識を内側に戻すということに慣れてきました。瞑想を取り入れてから日中も集中力が高まり、1日がとても効率的に動けるようになりました。
私は、朝の時間に30分行なっていますが3分や10分など短い時間でもいいし、毎日できなくてもいい。少しだけ、自分のために時間をとってみる。丁寧な生活の1歩になるはずです。


④アビヤンガ(オイルマッサージ)
アーユルヴェーダにはアビヤンガと呼ばれるオイルマッサージ法があります。オイルで体をマッサージし皮膚から浸透したオイルにより、体の毒素を外に排出させる。アビヤンガもいろいろな方法がありますが、私はホワイトセサミオイルを使った耳、足の裏のマッサージを取り入れました。スーパーで売っている太白ごま油を100度まで熱してキュアリングさせて使用しています。ホワイトセサミオイルは温性の性質を持っていてマッサージをすると、とてもポカポカしてきます。オイルマッサージをしてからお風呂に入るのもいいですし、お風呂上がりにマッサージをするのもオススメですよ。
体が温まるので、私はこれを取り入れてから寝つきが良くなりました。

⑤デバイスをオフにして就寝する
最近は朝起きる時間が早くなったので、夜は自然と眠くなってきます。私はだいたい23時までには就寝するのを心がけています。
就寝時にオススメしたいのがデバイスをオフにすること!我が家は寝室まではwifiが届かないので、スマホは機内モードにしてベットから少し離して置いています。スマホや家電から放たれている電磁波は私たちの脳に少なからず影響を与えているようで、寝る時にそのままの状態で枕元に置いていると微粒な電磁波により脳がしっかりと休まらないそうです。
今までの私は、枕元にそのまま置いて寝ていたのですが眠りが浅く朝スッキリと起きれることはほとんどありませんでした。寝る時間は、仕事や生活スタイルによって難しい方もいるかもしれませんが、質のいい睡眠を取るためにぜひスマホを機内モードにしてから寝てみてください。これを取り入れてから私は格段に睡眠の質が上がり、翌朝の目覚めのスッキリさに変化を感じています。簡単にリラックスした状態で眠ることができるので本当にオススメです。

さいごに。

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私は、5つのセルフケアを取り入れてから生活が本当に変わりました。会社に勤めていて帰る時間が遅い、小さい子供がいてなかなか自分リズムの生活は難しい、規則正しい生活をしたいけど生活リズムが乱れやすいとか、このような生活はなかなか出来ないという人もいるかもしれません。
今回、私が紹介した5つの方法はどれも簡単なものばかりです。一つでも取り入れて体や心に変化が起きると少しづつバランスが整い、日々のちょっとした事が幸せに思えたり、心に余裕が生まれ穏やかに過ごす事ができるので幸福度が高まってきます。誰かと比べるのではなく、自分自身が心地いいと思える毎日を過ごすために、それぞれの生活スタイルに合わせたバランスの取り方をしてみてください。体や心を整えて、皆さまの毎日の始まりがとても清々しく幸せになりますように♡


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