「大学生」と「コロナ」

0.初めに

567。

ぶっコロナ。

コロナイト。


大学生は時に創造の神であると崇拝したくなる時がある。だってそうじゃない?こんな短期間で言葉生み出しすぎ。

コロナというこの社会的危機の中、一番活気に満ち溢れているのはこの大学生であると自負している。まぁ、そんな私も大学生なんですけどね。


今日、ある学生団体が主催するコロナについての勉強会に参加してきた。zoomを使って行われたその勉強会は厚生労働省の元職員の方が私たちの質問にただただ答えてくれるというもの。そして私はそれをただただ書き綴るだけ。

1.大学生のコロナとの付き合い方は?

2.政府のコロナ政策はいかが?

3.アフターコロナの社会は?


質問の種類は大きく分けてこの3つ。




1.大学生のコロナとの付き合い方は?

政府の判断により、状況に応じた30万円給付から一律10万円給付になった。もちろんその対象には大学生も含まれる。しかし大学生の中にはアルバイトができず退学を考えている者もいるらしい。「コロナ退学」という言葉もあるくらいだから状況はかなり深刻だ。

政府は大学生への補助金として補正予算の中から約3億円をその用途としてみているらしい。ここで数値的にこの数字がどうなのかを見ていきたい。

文部科学省によれば日本の大学生は2019年で約290万人である。そして私が今日の早朝にたまたま見たニュース(確固としてなくてごめんなさい)(かっこだけに)(ごめんなさい)では学生の約20%の学生がコロナ退学を考えているらしい。ということは約58万人の大学生がその対象なのだが、仮にただ単純にその3億円をその学生たちに給付すると、、、


まって計算したら 51万円。公立大学の授業料はたしか約50万円だから、、、私立に行ってる人も合わせると、厳しい。しかもいつ給付かはまだわからんらしい。


あとは大学生といったら就活。巷ではコロナによって就職活動はあの氷河期の頃よりやばい、らしい。日本のGDPは今でももう20%ダウン。企業は新規採用を大幅に見直すかもしれない。いや、もはや新規採用を行わないかもしれない。

コロナでのダメージは業界によって違う。


コロナに強い業種は一般的に、行政や配達業、また命に係わる職業。いままさに私たちのために働いてくださっている人たちの仕事。

コロナの影響をあまり受けない業種は金融やIT、エンタメなど。

そしてコロナの打撃をまさに受けているのは製造やサプライチェーン、不動産やアパレルなどである。


しかしこのままうまくいけば2021年にはオリンピックが待っている。暗闇の中の1つの光。頑張れオリンピック。頑張れ経済。頑張れ私たち。

そして忘れてはいけないのは「新しい産業が生まれる」可能性。コロナによって始まるニューノーマル。今は無き常識の創造である。例えば

・お家を快適にする

・心の健やかさを支える

・おうち時間を豊かにする

ざっくりしているけれどこれらは今後興っていくかもしれない。視野に入れて。




2.政府のコロナ政策はいかが?

コロナ政策で気付いたことがある。


あべさん、めちゃくちゃ頑張ってる。泣ける。(個人の見解です)


ここでは「マスク給付」「10万円一律給付」「ロックダウン」。この観点から見ていきたい。

まずはマスクの給付について。これについては私は二つの点で指示している。まずは一律にしたこと。マスク給付について世論は賛否はあったし配達料はどうだの、足りないだの。でも正直マスクを必要としている人は大勢いるし私たちだって1枚あるだけで結構違う。マスクという今直接的に必要であるものを全国民に配るのは賢明な判断だと、思いたい。

もうひとつは安心感だ。全国民に配ることで私たちは生きている、日本という国に認識されている、守られている、と安心できるのではないだろうか。まぁまだ来てないけど。私はそう感じると思う。マスク給付は荒っぽい政策だが効果はあったと思う。


次に10万円給付について。これも荒っぽい。はじめは所得が減少したものに最大30万円給付する予定だったが急に変わり瞬く間に実現された。大学生の私からすればめちゃくちゃ嬉しい。「所得減少者」の中に自分は無視されるんだろうなと勝手に悲しくなっていたし、こんな田舎の大学生からすれば10万円あれば生活費も合わせて1か月生きるのなんて楽勝だからだ。

でも正直10万円もいらない。寄付でもしようか、貧困層のくせに。でもこのご時世、貯金するよりも今頑張ってる人や苦しんでいる人に流したほうがいいような気もする。未来の日本に投資。


最後にどうして日本はロックダウンしないのか。

これに対して有識者の方は

日本はロックダウンできないわけじゃない。ただしないだけだ。徹底的にやったほうが経済的にも有利だ。

とおしゃっていた。私、今はこの方に賛成しています。

つい最近までは正直日本はロックダウンできないだろうな、と思っていた。根拠は一応ある。東京でロックダウンすると東京から脱出する人が出てくるからだ。2月の終わり、ニュースで武漢から旅行と偽って日本へ逃げてきた人を見たときに鳥肌が立った。もうやめてほしい。

あとは食料自給率だ。日本は食料自給率があまりにも低い。ロックダウンし、流通が途絶えてしまえばいったい多くの餓死者が出るということは安易に想像できる。最後に緊急事態宣言の効果だ。欧州ではロックダウンで抑えられた行動自粛は約7割といわれている。しかし政府が先日発表した日本のそれは約6割という結果になった。すごいよね。なのでロックダウンまでする必要がないと思った。


しかし私が優雅におうち時間を過ごし昼夜逆転の生活を送っているうちに、状況は刻一刻と変わってきている。

ここまで続くのならばロックダウンは必要である。

でもね、政府の方々も今更、、、ってなってると思う。緊急事態宣言と一緒で発令した時よりも状況がよくならないと解除はできないし。政府の方々を責める気にはならないかな。

逆に医療従事者に並んで感謝されるべきだと思う。医療従事者の方は医療の面で、政府の方は経済の面で私たちの命を救おうとしてくれてるわけだから。もちろん批判は必要だけれど。



3.アフターコロナの社会は?

私一番気になる部分です。この質問に関しては未来から来た人間でない限りちゃんとした答えは出せないけど、だからより怖い。出口のないトンネルのように。

まず何をもって収束なのかは某有識者の方が教えてくれた。①集団免疫(人口の7割~8割が感染する)、②ワクチンの開発、③絶対的に隔離する。この3つだ。①と③に関しては、できれば避けたい。この過程で多くの命が犠牲になることは間違いない。ということはこのサバイバルゲームを安全にクリアするためには②しかない。しかし時間がかかるだろう。んんんん。これに関しては大した頭脳を有しない完全文系頭の私にできることはない。おねがいします、としか言えない。

しかし日本政府もこの選択について迷っているらしい。他国がどのような選択をするのか、これを見極めたほうがいいって某有識者が言ってた。


そしてこのあと世界が一気に社会主義に傾くかもしれないという可能性についてだ。コロナで分かったのは今まさに情報社会であるということだ。コロナに関しても、検査して治療して、、、という過程に管理体制がより強いほどスムーズにいく。だが日本はそれはできない。民主主義だからだ。日本は人権を大切にするからだ。リモートワークにしても管理力はあればあるほどうまくいくだろう。

コロナのような緊急事態であると、政府の急速で強制的な独裁状態は有利に動くことがある。しかしそれはあくまで「戦時独裁」のような状態でその独裁状態が長期的なものにならないように私たちが見極める必要がある。

あ~あ。これからどうなるんですかね。



4.終わりに

ありがとうございました。ただの独り言でした。

あ、あとその某有識者の方が言っていたことを自分が言っているかのように言わせてください。


私たち大学生はコロナをチャンスととらえるべきです。

これから間違いなく世界は変わっていくでしょう。それは働き方でも同じ。これまでのみんな同じ部屋で上下関係や人間関係におびえながら仕事をして足を使った直接的なコミュニケーションに価値観を置いていたのは、過去。これからは変化が起きる。既存の社会にいた人々は変化に戸惑い、少しず自分を適応させていかなければならない。でも私たち新規参入者はその社会を「創造」する側にある。次の世界を創る一番手ですよ!なんか、わくわくしてきた。

はい、ありがとうございました。これはちなみに私の言葉ではありません。さも私が言ったかのように書きました。



ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

もし、間違った情報であるとか、分かりにくいとか、あったら言ってください。無知で、すんません。読んでくださってとても嬉しいです。


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