不安、心配、焦りには〇〇が効く

仕事で不安なことがあったり、子供のことで心配なことがあったり、自分にはどうしようもできないことに対面してしまったりすると、特に女性はそうだと思うのですが、そのことが一日中頭からはなれず、しんどくなってしまいます。

時には、しんどさの正体が何なのかすら分からず、なんだか落ち込んだ気持ち、とにかくこの状態から抜け出したいと思って焦ってがむしゃらに行動し、余計疲れるなんてことも。

そんな時に、私は瞑想(マインドフルネス)をします。

瞑想をすると、まずは自分の体の状態に気がつきます。心臓がドキドキしていたり、呼吸が速かったり。
自分の今の状態を、客観的に観察できます。

そうしているうちに、さまざまな思考が湧いては消え、沸いては消えていきます。
マインドフルネスの基本として、湧いてきた思考を意図的に気がつき、そのまま流す、という作業をします。
そうしているうちに、さらに自分のことが客観視できるようになってきます。

不安や心配や焦り自体は、生きていれば必ず定期的に現れる物なので、それ自体は問題ないのですが、よくないのはそれに囚われてしまうことです。

感情に囚われてしまうと、感情と一体化して、自分が感情そのものになってしまうため、自分がその感情を持っていることにすら気がつかなくなります。

そうすると、身の回りのものや、人の言動や、自分の未来など全てのものがネガティブに見えできてしまうのですが、それは本物ではありません。

そんな状態の時にまずしなければならないのは、自分を客観視することです。
ネガティブなときにいっきにポジティブになるのは100パーセント無理で、まずは自分の状態に気がつく、ここがスタート地点となります。

そんなときに、マインドフルネスは、自分の体の感覚、頭の中身を客観視できるため、ネガティブとポジティブのちょうど真ん中、ゼロ地点に立つことができる、非常に強力なツールとなります。


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