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「酷道」って知ってますか?

『路面はボロボロ、斜面からは落石多数…日本屈指の「酷すぎる国道」を12時間かけてドライブしてみた』という記事を読んで、「酷道」という道があることを知りました。
(文春オンライン|https://bunshun.jp/articles/-/48736)

記事には、副題が付いていて『「日本三大酷道」国道425号のリアル』と書いてあるのですが、記事を読んでみると、本当にすごいところのようで、思わず『日本の国道?!だよね』と驚きました。
写真も豊富に載っているので、ぜひ記事をご覧いただけたら、と思いますが、記事を読みながら、『20年くらい前に旅行した四国の国道』を思い出しました。

四国(愛媛)には、出張で一時、毎月のように行っていたこともあって、いつの間にか大好きになり、その後、何回かプライベートで旅行しているのですが、本当に出会う人がみんな温かくて良いんですよね。
仕事以外では何の縁もゆかりもなかったのですが、食事は美味しいですし、なんとなく、勝手にふるさとのように感じています。

その20年くらい前のときは、高知のやなせたかし記念館あんぱんミュージアムや桂浜、四万十川、松山城などを巡ったのですが、なかなか計画どおり回れなくて苦労した思い出があります。
敗因は、ずばり「四国の国道をナメていた!」ということでした。

当時は、まだカーナビも今ほど高機能ではなく、しかもGPSの精度もそれほどでもなかったため、そもそもその国道の入口が分からず、500mくらい過ぎてから引き返した記憶があります。
というのも、いわゆる「国道」の道幅ではなく、一方通行みたいな狭い道だったので、「まさかね」とやり過ごしたのでした。

国道何号線だったかはもはや覚えていないのですが、もしかしたら、三大酷道のひとつ国道439号だったのかもしれません。苦笑
ちなみに、国道439号についても、約1年前の文春オンラインに『路面はボロボロ、対向車が来たら終わり…総延長348キロの「酷すぎる国道」を全線走破してみた』という記事があるようです。
別に文春オンラインやライターの方とは何の接点もないのですが、面白かったので興味があればぜひ。(https://bunshun.jp/articles/-/40266)

その道は、センターラインもなく、しかも両側通行、さらには向こう側から道幅いっぱい使って大型の路線バスや工事用トラックが走ってくるのに、左側はガードレールもない崖だったりして…。軽く目まいを覚えました。
大人数だったので、8人乗りのエルグランドを借りてたのですが、普段乗ってないクルマも含め、悪条件が重なり過ぎてひどく疲れました。笑
しかも、このときはたまたまディーゼルを借りてたのですが、その酷道を走っているときに給油ランプが点灯してしまい、それなのにガソリンスタンドが全くなくて、しかもやっと見つけたー!と思ったら、『軽油の扱いはありません』だったりして…。ヒヤヒヤの連続だったことを思い出します。

まぁ、運転技術はそれなりにある方だと思うので、なんとか無事に走破できたんですけど、こんな厳しい道が続いたので、平均車速が想定の半分くらいだったりして、計画通りには行かなかったんですよね。
例えば、本当ならホテルに17時頃着いて、露天風呂に入ってからのんびり夕食を…という計画は、20時過ぎに着いて、ギリギリで夕飯をいただいてから露天風呂に入ったりしました。
帰ってから、四国出身の友人にこの話をしたところ、『四国の国道はナメたら危険』と諭されましたね。苦笑
今では、とても良い思い出ですが…。

いずれにせよ、このときの体験の副産物として、エルグランドがかなり運転しやすいことがよくわかったので、次のクルマは今でいうミニバンが良いかな、と思い、数年後にエスティマ(2代目)を購入したのでした。
エスティマは、3リットルのV6エンジンにしたので、市街地や高速道を普通に運転してるだけならトルクもあって静かで運転しやすかったですね。
運転そのものは ”Fun To Drive” とは行きませんでしたが、大人2人なら車中泊もラクラクでしたし、クルマの新たな可能性を感じました。

…と、脱線してしまいましたので、この辺りの話はまた別の機会に。
それでは、また。

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