【121】3分ドラマ脚本「みそじ婚」23話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇おしゃれなバー(夜)
亜希と美南がいる。
亜希「今日飲まないの?」
美南「…昨日飲んだくれたばかりでさ。ほら今日は亜希を飲ませる会だから」
亜希「ありがと」
 
〇亜希のマンション・リビング(深夜)
美南と亜希が寝ている。
 
〇同・同(日替わり・朝)
インターホンが鳴り、目を覚ます亜希。インターホンの画面を見ると玄関先に裕がいる。
亜希「え、なんで?」
美南が目を覚ます。
美南「どした?」
亜希「あ、裕が…」
再びインターホンが鳴る。
美南「でればいいじゃん浮気じゃないんだし」
亜希「そうだよね。(インターホン画面に)
今開けるね」
×   ×   ×
裕、美南、亜希がいる。
亜希「親友の美南で」
美南「どーも」
亜希「か」
裕「?」
亜希「…幼馴染みの…裕です」
裕「…どーも」
会釈をする美南。
美南「じゃあウチは帰ろっかな。お邪魔になるし。じゃあ亜希のことよろしくです。二日酔いなんで」
裕「そうなの?!」
亜希「あ、うん」
美南「あ、あと…いろいろ気になってるみたいなんで。彼女として」
裕「え?」
亜希「ちょっと!」
美南「じゃ。また会社で」

 出ていく亜希。
裕と亜希の沈黙。

裕「なんかすごい友達だね」
亜希「あ…うん…」

ソファーに座る亜希と裕。

裕「で、何気になってるの?」
亜希「え?あー…いや?」
裕「?」
亜希「あ、コーヒー飲む?」
裕「うん」

コーヒーを淹れに行く亜希。亜希を見つめる裕。少し不安そうな表情である。

(つづく)

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