【120】3分ドラマ脚本「みそじ婚」22話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇オフィス・中
自席にいる亜希。ため息をつく。
 
〇(フラッシュ)同・同
矢部「彼女を起用した理由は?そこにいたから?」
亜希「いえ。モデルとしていいかなと思ったので」
矢部「……」
ゲラを見直す矢部。
矢部「もういいわ」
 
〇(元の場所)オフィス・中
携帯のバイブが鳴る。ラインを開くと裕から「日曜日行こうぜ!デ
ート!」と書かれている。ホッとする亜希。
 
〇おしゃれなバー(夜)
亜希と美南が飲んでいる。
亜希「やっぱダメだったかなぁ」
美南「んー…でもあの子、ホント可愛かったしなぁ」
亜希「だよねぇ?!あー…編集長何考えてるんだろ」
美南「つーか仕事よりあっちはどうなったの?」
亜希「あー…日曜日デートする」
美南「いーじゃんもうこういう時は彼氏によしよしって癒してもらえば」
亜希「でも仕事は仕事じゃん?」
美南「そんな可愛くないこと言わないの。疲れちゃったぁて素直に甘えればいいじゃん」
亜希「んー…」
美南「てかさ、あの時一緒に居たの誰だったん?うちらの買い物してる時の」
亜希「それなんだけどさ…違うかもなんだけど、なんかちょっと桃子ちゃんに似てる気がして」
美南「え?!」
 
〇(フラッシュ)道
女の子と歩いている裕。
 
〇(元の場所)おしゃれなバー(夜)
美南「いやぁ…似てた、かぁ?!?!まぁ、言われてみればって感じだけど」
亜希「それも確かめたいんだけどさ、桃子ちゃんなんかすごいいい子だったから…」
美南「いやいや、そこでしょ、仕事は仕事って」
亜希「…だよねぇぇ!!」
美南「ほんと大丈夫か亜希」
亜希「はぁ…なんかうまくいかないなぁ」
美南「まぁ…そんなもんっしょ。今日は飲め」
亜希「うん」

グラスのお酒をグビッ飲む亜希。

(つづく)

▼お問合せ

▼連絡先

mail:akari.3zuki@gmail.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?