【155】3分ドラマ脚本「みそじ婚」55話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長
・佐藤…同僚1
・飯田…同僚2
・Barの店員

▼台本

▼本文

〇オフィスビル・外観(朝・日替わり)
 
〇同・会議室内
亜希と佐藤が作業をしている。
飯田がやってくる。
飯田「お疲れ様です」
亜希「お疲れ」
飯田が座る。
亜希「飯田さん、今日の夕方のミーティング一緒に出てもらえる?できればだけど」
飯田「了解でーす」
亜希「徐々に引き継げればと思ってるから」
飯田「わかりました」
飯田に引継ぎの説明を始める佐藤。
その様子を見ている亜希。
 
〇同・衣装部
亜希がやってくる。
「衣装部」と書かれている。
美南が仕事をしている。
亜希「美南」
美南「おぉ。どしたの?」
亜希「ちょっと小物借りたいんだけどいい?」
美南「どんなの?」
資料を見せる亜希。
亜希「新連載なんだけど家って感じで可愛い小物集めてて」
美南「おっけー。こっち」
亜希を案内する美南。
 
〇同・小物部屋
部屋にはいろんな小物やアクセサリーなどが置いてある。
資料を見ながらいろいろな小物を見定めている美南。
美南「てかこれ担当佐藤さんになったんじゃなかったっけ?こないだも相談来てたし」
亜希「あー…うん。まぁ…いろいろあって」
美南「色々ねぇ…ありすぎじゃね」
亜希「…佐藤さん、産休入ることんなってさ」
美南「え!!まじ?!」
亜希「うん…。自分でやりたい企画だったからいいんだけど、なんかさぁ、後輩がそういうことになると、自分も考えなきゃな~とか思ったりして」
美南「それはあるね。あ、これとかどう?」
亜希「うん!かわいい」
美南「なんかでもそれわかるなぁ~。後輩が結婚したりするとなんか危機感感じるよね」
亜希「でもさ。自分の人生だから自分でどうしたいかなんだよね、結局は」
美南「でもさ、それを決めるのがムズくない?!」
亜希「ほんとそう…」

(つづく)

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