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夢を語ろう。

4月1日を夢の日に。エイプリルドリームって?

 今日は4月1日。エイプリルフールではなく、エイプリルドリームって聞いたことありますか?

 これは、「4月1日にウソでみんなを驚かすのではなく、夢でみんなを驚かせて、小さな希望を作ろうというもの。不安に包まれそうな今だけど、だからこそ夢を声に出して文字にする。その夢に勇気をもらう人がいるかもしれない、今日生まれたたくさんの夢でたくさんの叶えたい夢を作っていこう」というPRTIMES(プレリリース配信サービス等を運営する会社)さんのプロジェクトだそうです。

 なぜこれを知ったかというと、私は最近、家事をしながら、運転しながら、Voicyというラジオを聞くことが日課です。キングコングの西野亮廣さん、税理士の大河内薫さん、モンテッソーリ教師あきえさん、ワーママはるさん、ダウン症パパの育自奮闘記、全盲メンタリストおっちーさん、発達障がい児子育てラジオ虹色の朝陽さんなど、自分が興味のある方の発信を聞くようにしています。そんなVoicyも応援しているプロジェクトがエイプリルドリームというものです。

 今日の放送の中で、色々な方が「夢」を語っており、エイプリルドリームの話をしていました。パーソナリティの方たちは、それぞれ描いている夢(「日本のお金の教育を変えたい!」「子どもが尊重される社会をつくりたい!」など)があり、それに向けて日々活動し、ツールを使って発信している方ばかり。本当に毎日刺激をもらっています。もちろん刺激だけはなく、心が癒されたり元気をもらったり、励まされることもいっぱいあります。発信する人ってすごいなぁって痛感しています。

 私の中で夢って壮大な印象が強かったけど

「夢は壮大じゃなくてもいい。ちっちゃいことでもいい。夢はやりたいこと。なんだっていいから描いて叶えていこう。」というお話を聞き、それなら私も描いてみよう、今考えていることを言葉にしてみようと思いました。

わたしの「こうなったらいいなぁ」

 私は、長年、福祉の仕事をしています。前回までのナラティブ(私の人生物語)を3回に渡って振り返ってみましたが、色々な障がいや疾患を抱え、生きづらさを抱えている方と多く出会ってきました。その中で、何らかのサポートに繋がって、自分らしい暮らしを実現できている人もいる一方で、まだまだ豊かな暮らしが送れていない方もいっぱいいます。そして、長年、家族だけで問題を抱え込み、地域の中で孤立化してしまっている方も多くいらっしゃいました。困っているのに孤立してしまう人たち。中には生きる希望を失ってしまう人も。2020年の日本の自殺者は約2万919人と言われており、11年ぶりに増加し、前年よりも750人も増えているそうです。未遂者はこの10倍とのこと。コロナ渦で様々な問題が悪化し、いじめや育児・介護疲れ・生活困窮・人間関係の悩み、差別など色々な悩みに追いつめられて「もう生きられない」と生きる選択肢を失ってしまう人が増えている悲しい現状です。私は長年障がい福祉に携わってきましたが、障がい・疾病・生活困窮・人間関係での悩み・いじめ・DV・虐待・差別・自殺などの色々な課題はすべて重なりあっており、これらの課題を個人の問題としてだけではなく、社会の問題として捉え、色々なサポートをできる仕組みを作ったり、今ある仕組みをもっと使いやすくしたりすることが必要だと感じます。

 私の夢はこんな感じです。「夢」というか「こうなったらいいなぁ」と漠然と思っていること。

・もっと福祉を身近にして気軽に相談できる場所や人が増えたらいいなぁ。               
・困った時に「助けて」といえる社会になったらいいなぁ。                     
・「生きよう」「生きたい」と思える人が増えたらいいなぁ。

 これを実現していくためにまず自分ができることからちょっとずつはじめたいと思っています。私が所属する区基幹相談支援センターもまだまだ周知されていないのが現状です。実際、相談件数は多いのですが、当事者や関係者には「基幹センターに相談するのは敷居が高い」「こんなこと相談していいの?」と言われるし、友人や知人には「そんな相談場所あったの?」と未だに言われます。風邪ひいたら病院いく、みたいな感覚で気軽に相談できる場所になってほしいと切に願います。

わたしの「こんなことしたいなぁ」

 こんなことを考えていると、これに向けてやりたいことを妄想しはじめ、これからのキャリア(生き方・働き方)について考えるようになりました。そして、先日初めて仕事仲間に教えてもらったオンラインでのコーチングを受けてきました。自分の生き方・働き方について、1時間コーチと対話することで具体的な目標が4つ見えてきました。まだまだ妄想ですが残しておきます。

①継続して実践を積む
障がい児者の相談支援はもちろん継続しつつ、いのちの支援(電話相談や居場所支援、寄り添い相談)にも携わりたい、身寄りがない人への成年後見人(社会福祉士として受任)としても関わっていきたい。  
②カジュアルな福祉発信をする           困っている人向けに「こんな支援あるよ」「モヤモヤしたらここに電話したらいいよ」などの色々な社会資源情報を分かりやすく発信したり、福祉のあらゆる分野のソーシャルワーカーを紹介し、支援者向けに「こんなソーシャルワーカーいるよ」を知ってもらいたい。福祉系ユーチューバーにも挑戦してみたい。 
③地域でのネットワーク活動に関わる
こども食堂や居場所支援など地域でのネットワーク活動に関わってみたい。まずは実践している人のクラウドファンディングに参加したり、話を聞くことで学ぶことからはじめよう。           
④福祉の人材育成に携わる
今までも研修委員会の委員をしたり、講師をしたり、ほんの少しは関わってきたけど、まだまだ自信がない分野。でも福祉の仕事は楽しいということをもっと発信して、この仕事を目指す人・続けていく人を増やしたい。

私らしく、今を大切に生きること

 そして、家族や友人など私を支えてくれている身近な人との時間を大切に過ごすこと当たり前の日常に感謝すること心にゆとりをもって私らしく暮らし続けることも私の夢です。生きていたらいつ何があるかわかりません。だからこそ、今を大切に一生懸命生きる、いっぱい笑う、悔いのない人生を送ることを心掛けたいと思います。

 私は現在育休中で、もうすぐ仕事復帰しますが、まずは仕事と育児のベストバランスを掴むこと、1日24時間しかない中でどう時間を効率よく使っていくのか?試行錯誤しながら頑張っていきたいと思います。(汗)

 夢って大きなことのような気がしていたけど、ちょっとした目標、こうなりたい、こうありたい、これを言葉にするだけでなんだかワクワクします。

 ということで今日は夢のお話でした。今日も読んで頂きありがとうございました。新年度も素敵な1年になりますように。

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