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モメンタムで事業成長は実現できる

弊社の皆さんなら多分よく聞いている「モメンタム」の話を改めてしようかと思う。
私も前職時代は一切聞いたことのなかった単語だし、今も実はなんのこっちゃと思っている人もいるかもしれない。

直訳は「勢い」「はずみ」らしい。弊社では「これはイケるぞ!!!」という勢いや空気のことをモメンタムが高いとか言っているように思う。

COOが言い出した「モメンタム大事」

多分、元ネタは岩崎のビジネスマン人生の師匠の長村さん(通称:ナガヤン)のベンチャーマネージャーの記事だったのかな?と思っている(違ったらごめんなさい)。

どのくだりだったかは覚えていないものの、モメンタムの重要性についての一節がある。そこにはざっくり「チームのみんなが『イケる!この事業は成長している!』と思うと、実際に事業は成長する」ということが書いてあった。それを見た元左脳企業出身だった岩崎は「長村さん、あんなに気合入ってたのに、突然ロジックないこと言い出した…」と驚いた記憶がある。

一方、同じものを読んだ弊社のCOOの佐藤さんは別のことを感じていたようで「実際モメンタム、めちゃくちゃ大事すよ」とある日を境に何かにつけて言うようになった。

ちなみに自分は、誰に対してもぶっきらぼうというかトークストレートすぎ、インターフェースと関西弁もあいまって怖く見えてしまうそうで、「チームの雰囲気悪くするからこういう物言いは注意してほしい」など佐藤さんから度々フィードバックをもらっていた。当時は「いやいや、何がチームの雰囲気やねん、そんなことより事業達成やろ」と思ってたのだけれど、これは明確に間違いだったことをすぐに知ることになる。

目標が続々と達成されていく

佐藤さんがあまりにもモメンタムモメンタム言うので、私もわからないながらモメンタムを意識してみることにした。特に佐藤さんのチームの人たちは認識あると思うが、彼はいつもすごく前向きに無茶なことをいう。

「今日10件商談あるんや!じゃあ11件受注できるな!」
「毎日1000人新規登録者さん来てくれたら世界変わるな〜、今週くらいにイケるんちゃいますか?」
「上期MRR2000万はもう見えてますね!」
「同じペースでいくなら2024年にMRR3億レベルってことか…いけるな」

一見、無茶というかロジックも通ってない無根拠に見えるんだけれど、彼がイケるな、というとなぜだかイケる気がしてくるんですよね(ちなみに彼は裏でちゃんとそろばんはじいている)。

私はそうやって気持ちよく騙され続けた。私以外のみんなもそうだったように思う。
人間、イケる!と思い込むと、例えば月末に踏ん張ったり、イケる前提で行動するので目標達成する。イケる!とみんなが思ってると本当にイケるのだ。

ちなみに佐藤さんの話し方はどこまで意識しているのかわからないが、彼はいつもイケるかイケないかわからないけど達成したら気持ち良い数字を具体的に出して他人を鼓舞する。これはアンカリングという直前に見た数字を基準として考えてしまう人間の認知バイアスのハックでもある。

結果的に彼がこれを言い出してから毎月無茶だと思っていた目標がみんなの踏ん張りで達成されていった。それが続き、今ではみんなの達成に向かう覇気を感じる常勝チームになった。チームの雰囲気を持ち上げることで成果を出していくのを見て、これも一つのリーダーシップだなと思ったし、私自身、彼と働いていてとても楽しい。

モメンタムはとても大事で絶対に殺してはいけない弊社の価値観だと考えを改めることとなる出来事だった。

モメンタムを大事にするというのはチームを信じてやりきること

簡単にいうと、これって心の底から「このチームならやれる!」って思い込むことなんじゃないかなと思っている。人間の思い込みの力って本当に強い。それをハックして楽しく目標達成できるチームにしたい。

ちなみにモメンタムは一種の集団心理だとも思っていて、少なくともチームの過半数以上がイケる!と信じている状態が大事だと思っている。人間なので、たまには「ホンマか?」と斜に構えてみたくなることもあるけれど、よっぽど間違ったターゲットを目指している場合を除けば、同じアホなら踊らにゃ損だなと今は思っている。

素直にチームを信じて頑張ってみる、嫌いじゃない。引き続き、モメンタムを楽しめる会社にしていきましょう。


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