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【雑記】痛みに鈍い、と痛みへの耐性が強い、はイコールなのか…?

以下、たぶん痛い話なので、痛いのが苦手な方は読まないで。

ここまでタイトルを書いて、あー、ワタシはバイパス手術が上手いんだな…という勝手な解釈を展開。何故、その手術が上手いか、というと、ある対象の物事に関しては回避行動がベースになっているんだろうな、と。


思いつくままに書き連ねる…。

痛みに対して強いとか弱いとか言っても、なかなか比較のしようがないので「よくわからん…」という感じなのだけれど、一般的に男性よりも女性の方が痛みに対して強い、というのは言われている。

過去に、痛みについて「自分ってそうなのか…」と思った出来事が3回ありましてね。最初は小学生のときの親知らずの抜歯。見事に4本全部生えまして、全部抜きました。勿論、麻酔をかけてもらいましたよ。でもね、最初の方は効いてたんですけどね効かなかったんです。も~、痛かった、という記憶より‥‥いや、書くのは止めておこう。

そして2回目は、イタリアでのバスでのトラブルで膝の靭帯を痛めたとき。すぐにその影響が出ず、問題ないやーと思っていたら、アレ、アレアレ…と云ううちにおかしなことになり、これはいかんと思ったのが夜遅かったので自力で救急病院に。最初の受付にて、自力で来たものだから大したことないのだろう…と判断されたらしい。いざ、診断を受けた時には医師より相当痛かったでしょう…?と言われ、最初の重症度?を示すイエローの表示がレッドに変更されていました。その時に一般的にはこれは「相当のレベルなのか…」と知る機会に。

で、3回目は人生初の手術台の上にて。術前の話で、昔の麻酔の話なんかすーっかり忘れていて、というか、説明が勿論イタリア語だから理解するのに必死だった…のだけれど。それを言い忘れてまな板の上の鯉、ではなく、手術台の上に寝ころ。この時の手術のは胸の腫瘍切除だったので、視界に医者や看護師の方の動きが割とみえるのです。最初は局部麻酔が効いていて、途中の医師たちの話の内容が近くのケーキ屋の話になった時に一緒に笑っていたのですが(爆)、またしてもアレ、アレアレ…となって、手術室に響く私の心音が早くなる。途中は割愛して・・・・・・、最後の縫合は麻酔無し。術後の鎮痛剤がなかなか効かないし、もうひたすら痛みから解放される瞬間を待ち、ベッドでひたすら天井の点々模様を眺め、それで頭の中で三角形を作ってました。途中で眠りに落ちたのだけれど、そういえば、…目覚めた時にはスッゴイビックリしたことがあったな。いや、これも今回は書くまい。
で、外科手術してその日のうちに病院から出される、という…。帰りもいろいろあった、忘れられないあの日…。

話が脱線した…。とまぁ、そんな体質も手伝って痛みに自然に無駄に強くなったのか、逆に振り切って鈍感になったのか。先日受けた遺伝子検査の結果でも、痛みの耐性じゃなくて、麻酔が効きにくい、と書いてあって、そんなことまで分かるんだ…とびっくりしたもの。(あ、今後、薬とか医療にお世話になる時にはあの検査結果は結構有益かもと思った。)

また話が脱線した。でね、そんな感じで痛みに鈍いやら耐性が強いやらで、他の人の痛みに対して凄く鈍いんじゃなかろうか…とズゴーンと沈んだことがあるのです。「痛い…」と言われても、それをどう受け取ったらいいのか分からない、物理的な痛みも、精神的な痛みも。
というか、自分か感じている痛みそのものが一番分かってないんだろうな…と。人生振り返ってみると、わたしにとっては痛みは、背中を押してくれるようなものでもあり、あー生きてるんだな、と感じる手段でもあったもので。他の人にしてみれば、方向間違ってませ!みたいなシグナルとして捉えてたり、いろいろでしょうね。
そんなことを思いつつ、無駄に耐えなくていいものも耐えてしまっていたり、感じるべきところをパイパス手術したりしていたんでしょう。あと、痛いと声を上げられなかった、というのも大きいかも。その前に、声をあげたところでどうにもならないと思ってたし。

そんな感じなんで、自分が耐えうる痛みのレベルが、世間レベルだとけっこう下の方だったりするから、このくらい大丈夫でしょ?みたいなことが、実は相手にとって全然大丈夫じゃなかったんだろうな…というのを思ったり、隣で痛みを訴えている人をみるともう…、それ以上は鈍い私にそれを分けてもらえるならいいのに…なんて、どーしようもなく辛くなってしまったりしましてね。

チューブに繋がれいろいろ感じて、考えてしまったワケでございます。

ふぅ…、とりあえず、美味しいコーヒーが飲みたい。
あの、可愛いバリスタがいれてくれるキメの細かいカプチーノがいい…。

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