わたしと楽器について
わたしにとって楽器ってなんなんだろう。
わたしにとって初めての"自分のピアノ"があったのは音楽大学を卒業して数年経った頃だった。ピアニストとして演奏もしていました。
小さい頃、家には楽器は無かった。自分から音楽を習いたい、と音楽教室に通い始めた時も楽器は無く、幼稚園で使っている鍵盤ハーモニカや紙に鍵盤を描いて練習していた。数年後のある時、叔母さんがゴミ捨て場に捨てられていたカワイの電氣オルガンを拾って持ってきてくれた。初めて88鍵?だったかな?揃った。その時の世界の広がり様にワクワクした!!今まで、イメージで音を鳴らしていたのだから!
その後、中古やら買ってもらったりしてエレクトーンがあったわけで、弾きまくりました。しかし大学在学中からピアニストとして演奏するようになり、マンションにみんな弾けるグランドピアノの部屋があったのでピアノはそこで練習していました。もちろん大学の練習室でも。
話は戻って、大学卒業から数年経った頃、また叔母さんが旦那さんのお婆ちゃん?が使っていた見た事もないメーカーの100年くらい前?の古いアップライトのピアノを譲ってくれたのでした。あったかい音。やっと初めての自分のピアノ!嬉しかった!のにその時のわたしの部屋はとてもとても狭く、ピアノが弾ける状態では無かった、、OMG、、いちいちベッドをどかさないとピアノが弾けなかった。メチャクチャです。。ベッドに座って弾いたり、立って練習したり。。それにほとんど家にいなかった、物置き小屋みたいでした。めちゃくちゃ。
そこからこれではピアニストとしていかん!と決心したら、広い家に、音楽部屋を作れるようになりました。なのにその時わたしは音楽をやれる状態ではなかった。。😳他にやる事があったのだ!矛盾、しかしそれでも充実した毎日でした!
そんなこんなして、今の家に急遽引越す事に。この家にはピアノは置けず、少しの間と思いつつ一年以上経った。またピアノ無し生活。それでも少しばかり音楽はしていました。
そしてついに、その間も置いてもらっていたアップライトピアノを動かさなければいけなくて、というか動かしたくて。わたしの引越しまで待てず、そのピアノを譲る事にしました!。。
楽器を大切にできないのかなあ。。わたし。神様は弾きなさい、とばかりにわたしに与えてくれるのに。
でもその間も弾いてもらえる、必要な人のところにあった方が楽器も幸せだ、一年無くても自分も動かないのだからね。そういうご縁でもあるかもしれない。自分の楽器、所有物にするのも烏滸がましいかもしれない。
人生の波
ひとつのところにいれないわたしは、自分のピアノは重すぎるのかもしれない。
とにかく今は手放します。動かしたいんです。人生を。毎日の日々を。
本当にありがとうございます✨2度もわたしのために楽器を運んでくれた叔母さんに本当に感謝しています🙏そしてもちろんエレクトーンを何台も買ってくれた両親にも感謝しています✨ありがとう✨
というかさ、ピアノ無くてもピアニスト、でももちろんokで、ピアノが無きゃいけない、なんて思い込みかもしれませんね!ピアニスト、じゃなくてもいいわけで。
はじめた頃の様に、紙に描いていた様にイメージで音を鳴らせるし☺️
しかし、新しい家にはグランドピアノがある!と決めているわたしです😂笑
これを読みながらわたしはそもそもピアノはやりたくて始めたわけじゃない!という氣づき。
みんなと音楽したいから弾き始めて、今では1番自分を表現できる(という思い込み)ツールだからやっているのだ!
そこがズレちゃってたんだ!
当たり前過ぎて。
そこの照準合わせ🙏
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