気づいたら

あれよあれよという間に帰国していた。空港に移動するあたりからほとんど記憶がないくらい、怒涛だった。寒いな、とりあえず。

風呂に浸かって、身体の底、奥の奥の方からようやく息が吐けた気がした。インスタントのしじみの味噌汁とご飯と納豆、それだけで胃が消化器官が洗われるようだった。大好きなにごり酒を買い、勢いで四合瓶を飲み切ってしまいプチ二日酔いになって、やはり酒が好きだと思った。髪を切って、憑いていた何かが取れたような気がした。たまに書くが、髪の毛には悪い気が憑きやすいと信じてる。だからロン毛にはしない。

これだけやったけど、身体中に常に力が入っている。それは変わらない。そして眠れない。夜中に目が覚めてそこから眠れない。体の疲れと反比例し、睡眠時間が減り続けている。しばらく苦しいのは変わらないだろう。

本日3時起き。仕事休みなのに。そこから眠れない。なので起きてコーヒー淹れて、朝ごはんに食べようと思って買った小倉マーガリンこっぺを食べつつ、録画しておいたアトムの童を観た。岸井ゆきのが笑顔で腹を括ったシーンと山﨑賢人がメンチを切る姿になんか泣けた。朝4時号泣。

人が吹っ切れる瞬間や目がギラつく瞬間が好きだと思った。やっぱり私は穏やかになんか生きたくない。刺激が欲しい。そのままもありのままも違う。そういうことかなと気づかされた。

海外だと目の前をちんたら歩いて進行妨害している人に「早く歩けよ」とか「邪魔だよ」と言えるし、香水がきつい女に「鼻がもげる」とか「公害だよ」と言えるけど（日本語で）、日本でもうっかりそれをやってしまい、再びマスク様様な日々である。日本人はマナーがいいとかいうけど、そんなに変わらないと実感。

今日は友人を訪問。公園を散歩しようと言っていたのに雨。雨女炸裂。