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月のものの激痛。

お腹が痛くてたまらない。お腹というか前も後も痛い。

出産すると生理痛もPMSもよくなったという話をよく聞くため、そのときだけ「子どもを産むことは悪いことではないのか」と思うほど、私はPMSもそうだが生理痛も重い。こうなってくるとピルを飲むことも検討したけど、なんせあんまり日本にいないからそれも何か違う気がしている。定期的に何かすることが難しい生活はこういうとき面倒くさい。

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毎朝、虎に翼を楽しみにしている。まず伊藤沙莉がいい。大好き。声も顔も好き。あとは重いテーマを扱ってる中でコミカルな演出のため、重くなりすぎずに、かつ深く考える機会をくれる。松山ケンイチ演じる裁判官も素敵である。マツケン(サンバじゃない方)やっぱり好きだな。脇を支える、石田ゆりちゃん、岡部たかしさん、仲野太賀くん、がんちゃん、個性あふれる女子部のメンバー、みんないい。

あんまり他の人が共感していないだろうところで私が共感していたのが、生理痛で苦しむ寅子。寝込むほどつらいってよくわかる。私は今日の夕方痛みに耐えかねて15分ほど気絶に近い感じで横たわった。さっきも早めの夕飯を食べて薬飲んだけど1時間経ってもまだ痛い。鎮痛剤が効かない。腰の血管をひとまとめにして紐でぎゅーって絞められているような痛み。

昔からよく痛みと貧血で動けなくなり、駅員さんに助けられたり、見知らぬ人に助けてもらったり。外で貧血を起こしても、限界ぎりぎりまで立ってはいられるため無理をして、急にしゃがみこむパターン。最近は減ったけど、今日はあやうく家でなるところだった。座ってても貧血になって倒れる寸前にたまになる。普通はならんのかな、よく知らんが。

寅子のように男性社会に立ち向かっていく強い女性でも、生理という月のものに苦しめられる。生理は予測はできてもコントロールはできない。寅子が大事な試験の日に生理が来て、辛そうなまま試験会場に行く姿に心当たりがあって泣いてしまった。そういうことがあるのだ。痛みが重くない人であればいいかもしれないけど、生活に支障がきたすことがある人は恐怖だと思う。その気持ち、ちょっとでいいから想像してほしい。

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痛みが去るまであと少し。PMSも明日になれば治まるだろうし、生理痛も初日を過ぎれば軽くなる。アラフォーになってもこんなに苦しめられる。改めて思う、月のものは恐ろしい。

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