見出し画像

ヤドカリな私。正社員の何がいいんですかいな。全然安定してないし。

昨日、同じ部署の先輩に辞める話をした。

ていうか、私来週の半ばで出勤終わるのに何故この人知らないのか。この人が知らないということは、役員以外誰も知らないのか。前々から恐ろしく情報共有がされない隠蔽組織だとは思っていたけど、ここまでとは。ま、もう知らんが。あとから聞いたら円満退社以外は直前まで周知されないからとか。従業員をなんだと思っとるんだ。

ちなみにこの辞める話を周りに人がいないと思ってしたのだが、階段に二十歳過ぎたくらいの男の子がいて、この子はきっと聞いていた。みんなが噂し出したらこの子が言いふらしたと私は確信するぜ。そんときは覚悟しとけよ。

話は戻り、この先輩には一通りパワハラおっさんとのやりとりを話し、辞めようか悩んでたところにたまたま仕事を紹介してもらったと嘘をついた。そしたら、

次のところは正社員なの?

いえ、契約です。

契約だと大変だよね。正社員の方がよかったのにね。でも決まって良かった。

ん?正社員の方がよかった?なぜ?私そんなこと1ミリも思ってないし、なんなら正社員じゃないところで探してましたけど。だって契約なら、嫌になったとき、いやぁ契約満了なので、と言って辞められるじゃん。

私は今回気づいてしまった。自分が恐ろしく正社員に向いてないこと。性格がヤドカリだから、同じところで同じ人とずっと居るとストレスが溜まるらしい。刺激を求めて次の場所を探すのが性に合ってるのだ。

次行くところは契約。周りもみんな契約。入れ替わりが超激しいらしい。私はその方が楽しいと思う。なんだろ、繋がる人とは職場が変わっても繋がってるし、切れる人とはそこでおさらばすればいいという超合理的なシステムだと思うのだけど、世間はそうは思ってないらしい。

これはもしや、日本人の働き方おかしいですよシリーズではないか。ってなわけで第三弾の自己満足投稿となります。

振り返ってみると、正社員のところは続かなかった。でも契約の時は続いていた。なんだ、答え出てるじゃん。正社員のところは周りがキモくなって辞めてる気がする。同じところにずっと居ると、なんとなくその組織色に染まっていき、その組織での明らかにおかしい常識が染みつき、何も感じなくなる。怖すぎる。

正社員だと安心の意味がわからない。私からしたら正社員の方がヤバい奴らに囲まれて危険だし。ヤドカリ生活の方が適応力もつくし、逃げ足も速くなり、知り合いがやたらに増え(これは両面あるけど)、色んな人と出会える。楽しいじゃないか。

私は転職しまくったおかげで色んな職場を経験できたし、色んな人と出会えたし(最悪も最高も)、これからも冒険していきたいと思っている。それでも一生やりたいと思ったことが正社員としてしかできないなら、その時初めて正社員を選ぶかもしれない。もしくはとりあえず契約でお願いしますと言うかもしれない。

最近よく仕事観について話す海外友達は、

合わねえ奴と我慢して働くのがいいなんていうクソみたいな時代は終わったんだよ。合わなければ辞めていいんだし。続ける意味がわからない。ばっかばかしい。

ははは。私よりすげぇ。悟りをひらくとこうなるのだろうか。ちなみに彼女は最近3ヶ月の業務委託契約を更新せずに次に行った。

ついでに思い返せば、大学でアメリカに行ってから、3年以上同じ家に住んでいない。ここ5年で言えば毎年引っ越していた。なんなら引っ越しで海を2回超えている。「滞在」が苦手なんだな、きっと。私には家を買うことが全く理解できない。だってそこに帰らなきゃいけなくなるなんて、自由が一つなくなっちゃうし。生粋のヤドカリなのだ。

名前をヤド カリコに改名しようかな。エドはるみ的に。