見出し画像

海なのか、川なのか、湖なのか

人との関係って水に例えやすいなと思う。

でもそれが、海みたいなのか、川みたいなのか、湖みたいなのか、分からない。

私は出会ってる人の数だけで言ったら国籍問わずかなり多い方だと思うけど、友達は少ない。友達とか親しい関係という定義を当てはめようとするとそれに該当する人はそんなにいない。なので知り合いは多いけど友達は少ないのだろう。

そう思うと、まずは湖ではない。湖って基本的に同じ水が同じところにある感じだから、動き回っている私には当てはまらない気がする。枠が決まってる感じも違う。むしろ枠破壊しまくってるし。

海か川か。川、って流れて行ってしまうから人の関係性としてはなんとなく正しい気がした。来ては出会い、出会っては去り。その繰り返し。ずっと流れてるし、激しい時もあれば穏やかな時もある。でもなんかしっくりこない。

となると、海。海のイメージが一番近い。大きな入れ物の中を自由に動き回って、一つのところにたどり着いては去り、たどり着いては去り。その連続。かと思いきや、たまには同じ場所にしばらくいることもあるのだろう。そして時には同じ場所に戻ってくることも。自由度や行ける方向(一方通行ではなく、前にも後にも左にも右にも行ける)そしてたどり着いてはそこを離れる感じ。自分の生き方や人との関係性を考えたとき、これが一番近い気がした。

でも湖系の人も川系の人もいるんだと思う。私のイメージでしかないのだけど、おそらく湖系の人は同じ場所にとどまることを好んだり、同じ人を大事にする人。川系の人はとにかく出会う人なのだろうか。

意味もなく水を連想してそこからこの発想にたどり着いたのだけど、人との関係性は海っぽくて、私の思考はもしかしたら川なのかもしれない。流れっぱなし。

***

仕事が忙しくて忙しくて、身体がおかしい。あちこち痛いし、思考も乱れまくり。

担当国が変わり数か月。最初は特に人間関係が難しいと思った。前の時も色々とあったけど、過ぎ去ってみるとチームとしてバランスの良い人たちと一緒に仕事ができていた。何より誰かが必ず見守ってくれてる安心感があった。それは内部も外部も(外部はカマキリ氏含む)。

今の国になって、内部も外部もまたゼロから人間関係を作る中で、私の前任がヤバイ奴だったこともあり、外部の方々から最初のうちはかなり厳しい対応をされていてげんなりしていた。自分の性格の悪さが起こした問題ならまだしも、なぜあの野郎のせいでこんな目に遭うのか、そしてその状況を知っていながら私にすべて丸投げにして放置している上司にも腹が立った。そしてめっちゃキレてたな。

今も上司にもあの馬鹿野郎にも腹が立ち続けているけど、外部の人と少しずつだけど関係性ができてきて、信頼してもらえていることを感じている。そういう意味では私は人の懐に入っていくのはうまい方で、勘だけはいいので仕事ができるようにも見えるので、良い方に流れている気はする。

しかしね、疲れた。とりあえず疲れた。でも多忙は少なくとも一か月は続く。乗り切れる気がしない。仕事自体を乗り切れる気がしないと思ったことがなかったので(それもすごいな)、すっかり自信喪失。恐ろしいことに崖っぷちぎりぎりでなんとかなっちゃうのよね、これが。

***

海、行きたい。そんでどっかの島まで流されないかな。人間関係もいったん全部流れてしまえ、と思ったり、思わなかったり。思考が流れまくりである。