登場させたい人々を考えてみる

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物語りの種のお品書き(目次)
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物語りの種というマガジンの目的

物語りの種と題したこのマガジンは、私の物語りのアイデアをまとめるための物となっております。
趣味として物語りを思いついたものや、実際に書いたりするためのアイデアを練り込むために使っております。
書くことでアイデアがまとまっていったり、迷走したりと、ありのままを書いておりますので、まとまらないままになることもあると思っています。

記事ごとに書くようにしておこうと思いまして、度々目にするかもしれませんが、お許しください。

前回までに判明したこと

前回までの読みたいもの探しの結果として、
ある程度のジャンルを絞り込み、
また前回では、設定としての世界観などの好みの絞り込みを行いました。
以下に絞り込み案を下に書きます。

読みたいジャンル
・冒険
・戦闘やスポーツ主体
・領地や店の経営
・成長
・ギャグ要素多め
・推理
・ビジネス(思考法、金儲け)

設定としての世界観の好み
・時代の設定にあまり興味がない。
・対立軸のある世界観に興味がある。
・1対1の対決も気分が上がるようだ。
・軽めのジョーク、ユーモアが好き

作品名だけで思い浮かぶような、好みの設定を思い浮かんだときに、
また自分の好みの把握のため並べたり、比較したりしようと考えています。

さて、今回は設定の中でも物語りの中を実際に動いてくれる役者達、物語りに登場する登場人物について考えていきたいと思います。

登場人物の好み

正直に書きますと、登場人物への好みはあります。
ただ、登場人物の性格が好ましいと思っているのか、物語りの流れに乗っていたから好んでいるのかは判別できません。

ひねくれているかもしれませんが、
物語りの主人公側の人物というのは、だいたいの場合、好人物で描かれることが多く、味方であるという印象からも、比較的にではあるものの、好意的に行動を解釈しがちであると思います。
物語りを読み進めていると、登場人物の多さからか、登場人物が物語り上の必要性から存在が浮いてしまったり、人数合わせになったり、そこにいることを忘れてしまうということも、起こりうることだと思います。

今回、登場人物を妄想するにあたり、なんとなくですが、前回のように作品や登場人物を列挙して、その傾向から個人的にどんな登場人物を好むのか、という方向の導き出しではなく、イメージとして、こんな人物の物語りを書きたいなという視点から進めていこうと思います。

・敵キャラ、相対陣営

主要人物の中でも、物語りを語る上で相対する立場に立つ人々というのが、一番書きにくいと感じています。
嫌な人物の行動を想像するのが辛いというのもあります。
また、敵キャラは、すごく憎たらしい人なのか、見方を変えれば、ただ立場が違うだけの人なのかという疑問もありますので、私としては、何よりも先に済ませておきたい議題と言えます。

・相対陣営は、全て悪者なのか?

相対陣営も主要人物側の陣営も、良い人も強かな人もいるという状況が望ましいと思っています。
多様性と言うよりも、良い人も嫌な人もいるという事実は、普段生活している中で誰かと遭遇すれば発生するものだと考えています。
それが実際の家の外であれ、ネットの中であれ、誰かと関わることによって生まれるものだと思うのです。

私の主観であれ、誰かの主観であれ、好む好まないはあるでしょう。
ちょっとした集団になると、その中での人間関係が生まれ、その中だけで成り立つ立場や、他の場所でも成り立つ立場とかもあるでしょう。
また、自分の所属するグループの居心地が良すぎて愛着が湧き、他のグループに対して、他のグループよりも良いところだという意識から、他のグループを阻害するとか、受け入れられないというのは、なんだかんだで、なんとなく理解できてしまう話だと思うのです。
それこそイジメ問題などを取り扱うつもりはありませんが、集団とかグループに所属しているという感覚は、その集団とかグループの雰囲気に流されやすい傾向にあるだろうと思うし、あまり自我を保っていると、自己中心的だの、ちょっとズレているだのと言われてしまう要因だと思います。
また、集団とかグループというものから生まれる勘違いも発生しやすくなるのではないかと感じています。
残念ながら、良い勘違いも悪い勘違いもです。

周囲の勘違いは、いつでも起こりうる要因であり、
行動が同じでも、行動に対する解釈が、好意的に観られるか、悪意の眼差しで判断されるかでは、大きく解釈や受け取り方の方向性が変わると思います。
この点は、どんな人物にも当てはまるので、トリック、仕掛けにして、周囲と自身の解釈の差を書いていくというのは有りだと思っています。

そういう観点からも、自分の好ましい人しかいないという、ある意味での異常状態は、なかなか発生しないという前提に立って、物語り進めるうえで必要な人材を採用していく形が良いのではないかと思っています。

少なくとも、敵役、相対する陣営の人々もまた立場があり、どこにでもいる人であると仮定しようと思います。

さて、相対陣営も書いている私の精神負担を軽くする方向で考えるとして、
物語りに必要な人材を採用していくとは書いたものの、どのような物語りになったとしても、重要度はとりあえず置いといて、登場させたいなという感じで、どんな人を登場人物にしていこうかを考えようと思います。

登場人物案

・目立つ脇役
私の思いつき枠として、
主人公のような脇役。序盤だけの主人公級という逆転現象要因ではなく、活躍する脇役というのを入れたいと夢想しています。
スポーツ万能で、勉強も出来る人。人柄良く人気が有る人物。ちょっとお節介で、ちょっと独断的リーダー気質で、比較的取り巻きや補佐役が多く、周りに一目置かれる存在。
まだ、どんな物語りにするか決めていないので、追加要素が入るかもしれませんが、大まかに、こんな人物は入れたいと思っています。

・内側の敵
ある意味で厄介な存在というのも、一考の余地ありと考えています。
陣営的には同陣営別派閥みたいな感覚。
主流派ならば、陣営を導く立場なのだけど、主流派には及ばない。ただ無視できない勢力。
状況により助力してもらえるくらいの距離感。
下手すると、全く活躍できず、陣営内での問題派閥になりかねない派閥。グループ。

・微妙な主人公
そこまで賢くない。そこまで器用ではない。
美しいというほどでもなく、性格は暗め。
基本的に中立という名の無派閥。ある意味でグループのしがらみが無いので、冷静に突っ込みを発言できる。ただ、冷静な突っ込みは、当事者の痛みを感じる部分のため、しばしば敵認定されそうになる。友達はいても少数。同じ無派閥か、熱心ではない無派閥よりの人と行動しがち。

・明るくてノリの軽い人
誰に対してもフレンドリーで、分け隔てなくどこにでも顔を出す人。
特定の人物と親しいというのはなく、ただ、一人でいるところを目撃されることが少ない印象の人。

・無口で気配りの出来る人
必要最低限しか言葉を出さないが、何か足りないというとスッと手渡すような人。
気配がすごく薄いからか、気味悪がられるが、素直な良い子。物語りとしては、この登場人物目線での閑話を挟んだりすることで、この登場人物の内面で公にできること等を語ってもらったりする。物語りによっては、この閑話で2面性を強調するのも面白いのではと思う。また状況整理、情報整理を図る方向性の場としても考えており、物語りに状況整理の場が作れないときには望ましい形になるのではないかと思います。

まとめとして

敵役、相対する陣営の人々もまた立場があり、どこにでもいる人であると仮定とする前提で、
 ・目立つ脇役
 ・内側の敵
 ・微妙な主人公
 ・明るくてノリの軽い人
 ・無口で気配りの出来る人

どんな物語りになったとしても、今挙げた5人、もしくは相対陣営も込みで10人は参加可能ではないかと思います。
とはいえ、物語りの内容により、多少は要素を足す形になると思います。

あとは、どんな物語りにしていくかを決めないと、必要な人員を想像するのは難しいかと思っています。
ここのメンバー以外にも、登場人物として参加する可能性はあります。
少なくとも登場させたい登場人物ですが、先に書いた通り、重要度は物語り次第になります。ゴリ押ししても破綻するだけですから、こうしたいなという案のみです。

ではでは、今回はこの辺りで
ここまで読んでくださりお疲れ様でした。ありがとうございます。
またお会いできることを愉しみに

2024年02月10日(土)
指の歩み 池田修一

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