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どちらにおちても天の下

いちばんここちよいのは
おなじひとと むげんにともにいること
おなじひと 
そしてたいわができるのであれば
それはじぶんじしんでもかまわない
そしてなにもきづかずにいきること
じぶんじしんとだけ たいわし 
じぶんのじごくをみつめ 
じぶんに にた じぶんと しゃべる
たいおんとおなじ おゆにつかるようなあいまいさで

しかし ほかのだれかを 
みあげて みおろして みてしまった
からには もどれない
こんどは おおぞらと ちかとに
ひきさかれるような もうれつな
かそくする
じごくのほのおの もえひろがり
しゃべれどしゃべれど くちからほのおが
あふれて いつしかだまりこくる
ひに つかわれていたおれたち

いつでも うちゅうがうえにある
じゅうりょくにねばりつく つちのうえで
いつでも うちゅうがうえにある
あるいたさきで またあえる


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